今年の梅雨入りは早かったからか、雨続きじゃないのがいいですね。
雨は嫌いじゃないし、この季節は、住宅や公園、施設で大好きな紫陽花を見かけて、うれしいばかり。
この紫陽花は、今、絶賛開催中の今井洋々氏の書作展で、M氏が生けたお花を分けてもらいました。
今回も紫陽花をふんだんに使った、M氏が生けたお花は素敵に場と作品を盛り立てています。
先日行ったら、大盛況。
次から次へとお客様が入り、洋々氏とお母様が感じよく対応していました。
連れて行った従姉妹は、書作、花、カフェに大感激の様子。
そして、先週末は、相方と久しぶりに映画(「ミーガン」!笑)を観たあと、県美術館へ。
実は、ここで知り合いの作家さんたちがやってるグループ展を観に来たんだけど、日にち間違えててフライングしちった(^^;
けど、ロビーには日頃の美術館とは違った雰囲気が…?
おおー!
こんな大胆で創造的なコトをやってのけるアーティストは、大分で…いや、日本でもただ1人。
彼はわたしが尊敬する大好きなアーティストの一人、久しぶりの安部泰輔氏のアートです。
楽しー!と、おもしろがってじっくり観ていたら、向こうのから、人懐っこい笑顔で手を振ってくれた、今や巨匠。
大手美術館だろうが、小さなカフェだろうが、どこでやろうが、この人のスタンスはいつも変わらず、何もぶれず。
ちゃんと会場に通い、ミシンの前でコツコツと、観客を巻き込みながらの制作。
アートの中でも彫刻や絵画とちがい、布は軽視されがちなところがある気がするけど、
だけど彼はそんなことは、かまわず、ただ古着やハギレを集め、ミシンを踏み、立体物を制作してきて、
唯一無二の世界を創造してきた。
今や観客参加型の展示会を日本中で展開しているすごいアーティストだけど、いつ会っても気さくな変わらない人柄が魅力です。
「風の家」での、こばやしゆうさんとのコラボも懐かしいですが、雑談の中で、そのゆうさんのカップない?と聞かれたので、喜んで今度持ってくると約束。
彼にぴったりのマグ(少々重いけど)があったので。
お返し(?)に、今開催中の
「朝倉文夫 生誕140周年記念」のチケットを頂きました。
ので、相方と早速、ありがたく観賞。
会場に入って、まあ、びっくり!
会場のレイアウト、展示演出がめちゃカッコイイ!
それもそのはず、展示演出は、建築家の塩塚氏だとか?
さすが、美しく、スタイリッシュなはず。
朝倉文夫は何度も観てると思ってたけど、会場が変わるだけでこんなにも新鮮。
まるで、何処かの公園内に設置されているように、空間自体が清々しく、歩きながら、じっくり観賞することができました。
壁に投射された文章などを読みながら、彫刻だけでなく、その人格自体の素晴らしさも感じられ、やっぱこの人すごいわ、と改めて再確認。
相方もこんなにじっくり観たのは初めてと、その偉大な創作に感動。
その奥に行くと、美術家安部氏とやはり美術家のザ・キャビンカンパニーの作品が現れ、圧倒!
ダイナミック!
これ、カワイイ!
安部氏作、ネコバッグ🐱
会場出てから
「泰ちゃん、あれ売らんの?」と聞くと、「守衛さんからも聞かれた」と(爆)
カワイイし、たっぷり入るし、頑丈そうだしエコバッグにいいよなあと、ついアートから離れて、生活目線で見てしまう凡人の発想はわたしだけじゃなかったわ 笑
そして、フライングしてしまった作品展には、水曜日(14日)に再度来館。
同じOPAMの3階で13日から開催中のグループ展「8(ハチ)の会」。
お目当てはで馴染みの2人の作家さんの作品。
森貴也氏
孔井みゆきさん
いや、2人ともキアイ入ってて、存在感ハンパない!
かつ、美しい✨
夏の合間の雨間のひととき。
どれも、とても心の栄養を頂いたような、気持ちいい時間でした。