2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

たっだいまー!

やっと我が町に、 やっと我が家に、 やっと我が日常に、 帰って来たぞ〜っ! おっかえりー! と迎えてくれたのは、隣人、友人、同居人、そして相方。 東京での深刻な話しとキンチョー感のある食卓の風景とはうって変わって、久々のにぎやかな食卓に疲れた気…

さよなら、母さん

今病院からのバスの帰り。 大都市東京の外れのT市で2週間。 渋谷や原宿や代官山に遊びに出るわけでなく、東京に来たら絶対に連絡してよと言われていた友人に会うわけでもなく、 ただひたすらに、毎日家と病院を往復していた日々も今日で最後。 看護師たち…

まさかの復活?!

実は昨夜、姉と兄との三者会談で抗がん剤治療かホスピス行きかでもめていた。実は今朝、一応あわてないためにと、姉と密葬の準備について相談していた。実は今日、医師に単刀直入に母の現在の症状と余命を聞こうと考えていた。ところが!!ところが…である。…

2日延期…

本来なら明日帰省するはずだったんだけどね。 いろいろあって、2日延期…ってことに。 その“いろいろ”は、母の病気に関する外野のいろいろであって…ここにすっきり書けないところが辛い気もするけど、ま、いろいろあるわなあ〜 母は相変わらずの行きつ戻りつ…

一進一退

「わたし、だーれだ?」 「オオツカさん?」 ダ、ダレやねん、それ? 「あんたの娘よ、娘! K子!」 「ああ…K子」 毎朝、こんな会話を繰り返している。 「わたし、だーれだ?」のあいさつに、とんでもない答えが返ってくることもあれば、一発OKのことも…

生きるべきか、死ぬべきか

私は母に何を望んでいるのだろう? 生きてほしいのか、死んでほしいのか…? 頑張って!と言えばいいのか、もう父さんのところへ逝っていいんだよ…と言えばいいのか? もちろん以前の元気なままの母に戻れないことは知っているが、せめてブドウ糖以外の人間ら…

幸せなのかもしれない

いつも人目を気にして、自分が正しい位置にいないと気がすまず、いつも人に心を開けず、だれにでも気を使い、いつも自分のことは二の次で、自分に楽しみを与えてはいけないと思い、いつも人に迷惑をかけたり、人をわずらわすことが苦痛で父が死んだあとは、…

母の生き様

ひたすら眠る昏睡状態のち、認知症状。昨日は私と会話し、相方を気づかっていたのに、今日はもう認知さえしていない。目はうつろで焦点があっていない。今日は暴れる母を一日中抑えていた。今夜は手に袋をかぶせられ、胴体を拘束するらしい。暴れながら、空…

再びの東京

先週末から東京に飛んでいる。 ついに母の手術。 これで完治できるとは誰も思ってはいないけれど、現状はそれしか選択肢はなく、母だけは楽になること、また元気に日常生活を送れることを信じて手術に臨んだ。 そして、兄からの電話。 「骨にまで転移して肝…