この日をどんなに待っていたかしれません。
大好きな水彩画家の藤原香奈ちゃんの作品展が、これまた大好きなギャラリーconnect plus(コネクトプラス)で4月21日〜5月7日に開催されたのです。
昨年から、その予告は聞いていたけど、長い冬を経て花開く季節は香奈ちゃんにぴったり!
この季節に美しい自然の水彩画を観賞できるのは、ほんとにうれしい限り。
わたしは2回観賞しました。
1回目は4月22日のトークショーに合わせて、相方とYu子、Eちゃんとで竹田市へ。
わたしの住む街より車で1時間半はかかる遠い場所にあるギャラリーですが、ここまで遠出すると、作品展観賞だけでなく、いろんな要素がプラスされて2度も3度も美味しい、とても贅沢な時間を過ごした気分になります。
ましてや、春の陽気の中、気心知れた友だちとワチャワチャしながらのドライブは、なお楽し♬
運転はいつものようにEちゃんにお任せ。
相方も楽ちんで、すっかりくつろいだ様子。
まずは、この地区と言ったら、このお方のアトリエを訪ねずにはおられない。
DAR VIDA(ダルヴィーダ)のS先生のアトリエへ。
ここで、寛ぎながら久しぶりの四方山雑談を。
後半、EちゃんとS先生のコアな山登り談義に発展しましたが(笑)久しぶりの元気な姿に会えてみんな嬉しそう。
DAR VIDAを後にして、
いよいよ水彩画展のギャラリーへ。
香奈ちゃんもオーナーのMくん、カフェを切り盛りするNさんも忙しそうに接客の中、
会場は桜の作品を中心に、水彩の花盛り。猫の画も交えて、まさに香奈ちゃんが架け橋となった自然の中。
やっぱ間近で見ると水彩画も迫力!
今回のわたしのお目当てのこの絵は手が届かず(泣)
これだけ描き込んだ絵なんだから、正当な値段だよね。生で見れただけで満足です!
香奈ちゃんの絵の魅力は、描いていない余白の部分。こことのバランスが対象物を引き立たせ、見えない部分が世界をさらに広げているから、自然というより、宇宙を感じてしまう。
だから、わたしは彼女の絵に惹かれるんだと思う。
そういう「余白」の目に見えない部分まで表現しているように、彼女の言葉にしない、内面に深く存在している、最も大切にしているものを一筆一筆描き込みながら、彼女は自由になっていくんだろうと思う。
そんなことを感じさせるほどの素敵な心にグッとくるトークショーでした。
もう一つのお楽しみは、カフェ提供のビーガン弁当♬
絵をモチーフにしただけあってきれい、美味しい!
そのあと、次に向かったのは、同時期に行われていた歴史文化会館での、ふじわらさだみさんの作品展を観賞。
作品展は会場の一角かと思いきや、全館使っての作品の数々。
広さにも劣らず、迫力のある、しかも竹田市をリスペクトした作品も並ぶ。
いや、この想像力と創造力たるや、まさに圧巻!
彼女とは以前、お仕事も「風の家」での作品展でもお世話になったのだけど、真面目にコツコツと真摯に作品に向かう作家さん。
だけど作品の中の世界はそんな地道な努力も見せず、軽やかで楽しい。
彼女自身も、会うといつもにこやかで謙虚でシャイだけど、今回のクオリティの高さでどれだけ彼女がエネルギーを注いで頑張ってきたかを感じてしまう。
その会場を後にして…
向かったのは、
みんなビーガン弁当では足りず(笑)帰りにはラーメン!
安定の美味しさでした!
今日もお腹も心もいっぱい満たされた遠出でした!