晩秋とはいえ、25°超えの夏日のまま、
半袖姿のまま、今年はハロウィン仮装を考えるも実行する間もなく、早くも11月を迎えちまったよ(ｰｰ;)
相方さんは明日ベトナムより帰国。
「帰った時、日本は冬だよー」と言ってたけど、なんのなんの、ベトナムで過ごした半袖半ズボンのまんまでいけそうです。
11月最初の日も、マジ暑い日だった（秋の夏日、超苦手！）
１日、その日休日のＭ氏と竹田のカフェに器の納品へ。
Hi! yoriyoカフェは展示会が終わり、お休みだったけど、店主のＮさんが、「居るから来ていいよー」とお声が掛かった。
店前に並べた「器蚤の市」が、何気に好評でけっこう売れてるようなので、11月から始まる展示会に向けて、そろそろ器の補充と入れ替えに、早速秋のドライブがてら、お弁当とダンボールに詰め込んだ器を持参して竹田へ。
道中、Ｍ氏としょーもない話しから深い話しからペチャクチャしゃべってたら、アッと言う間に着いちゃった。
２人で段ボールに詰め込んだ器を並べたり、
売れ残りはプライスダウンしたり、持ち帰ったり、配置を変えてみたり…
ああじゃない、こうじゃない、と、どっかの業者のごとく、モノ好きおばさんとおじさんはワチャワチャやってて、もうこれだけで楽しめる😆
店主まで、店先にでてきて、あ、わたしこれ欲しい！これいいやん！って先に手を付けてるし（笑）
なかなかいい感じに揃いました。
11月24日からまた素敵な展示会が始まるので、お立ち寄りの方は、作品展と共に器市もぜひ、覗いてみてね！
わたしたちが来るってことで、Nさんがわざわざ焼いてくれたスコーン。スコーン好きなわたしとしてはサクッと焼きたてのサイコーな味でした！
蔵から出てきたという骨董の豆皿とお猪口にジャムと生クリームをオシャレに盛り付けて。
さて、その翌日の２日は、夜もお出かけして食事会を。
若い頃からずっとお仕事したり、お世話になっている大御所カメラマンＴ氏を囲んで、ライターのＮと、水彩画家のＫちゃんと、年に１度、お食事会をしています。
今回も一年ぶりで、Ｔ氏の近況を聞くと同時に、この度Ｔ氏の作品が切手になったようで、そのお祝いも兼ねて、いつもの大好きなお蕎麦屋さんでの集いでした。
お久しぶりに会ったＴ氏は、驚くほど顔艶もよく、めちゃ元気そうに見えましたが、
「もう、ここに来るのは最後かと思って…」と席につくなりそう言うＴ氏。
聞けば、難病を抱えた奥さまがまた倒れられて、今入院中のよう。
退院する時は、もしかすると車椅子かもしれないから、こうやって夜出ることもできないかも…とＴ氏。
そこで、普通なら落ち込みそうだけど、そこが人とちがうＴ氏のすごいところ。
こんな時、僕がしっかりしなければと、まず健診に行き、しっかり体中、脳からがん検診まで全て調べてもらったとのこと。
幸いどこも悪いところはなかった、と安心し、奥さまが入院中は、しっかりと体作りを。
毎日、お料理を作り、毎朝40分歩き、さらには介護教室まで通い、「修了書を頂いたんだ」と嬉しそうに写真を撮って見せてくれた（その何気ない写真までめちゃ美しい）
美味しいお蕎麦も天ぷらもモリモリ食べる！
お料理の話し、介護教室の話を楽しそうにしてくれて、いつどんな時でも、真剣に「今」と向き合っているＴ氏には本当に感動する。
その間、病院に行き、毎日病室の奥さまに電話するという（個室のため携帯はOKだそう）
写真はもう撮る気はないけど、今までの撮り溜めた写真で作品展をやる気はあるので今企画をしていると話す。
エネルギーは全開だ！
作品製作に没頭し過ぎて、アッチの（ドッチだ？笑）世界にイッテしまいそうだったけど、やっと人間に戻って来たという相変わらずオモロい水彩画家と、仕事終わりに車をスッとばして帰ってきたライターと、今日労働をし過ぎてちょいくたびれたわたしと（顔切れた）
蕎麦と天ぷらをたらふく食ったあとは、席を移して夜カフェでパンケーキ！
プチガトーを頼んだＫちゃん、これ「プチプチガトーだあ」と（笑）
一方、「最近、また外食では大盛りを頼み出したんだよ」とパンケーキもペロリと平らげて「足らん」とＴ氏。
退院したら、こんなとこに奥さんを連れて来たいなあ、と言うなり早速、店のスタッフに「車椅子で男性の介護でトイレに入っても大丈夫ですか？」と聞く！
大変さを大変とせず、ちゃんと現実と向かい合い、その中で精一杯楽しむＴ氏。
Ｔ氏を励ます会であるのに、わたしたちの方が励まされてしまった、ありがたい夜でした。
介護教室、相方にも勧めなきゃ（笑）
