さて、前回の続きです。
相方さんは明日まで2泊の検査入院です。
何の入院かというと、相変わらずの高血圧で薬を飲むか飲まないでいいかを調べていたところ、
食事療法でも運動していても下がらずだったのですが、その後病院に行くと、
「アルドステロン症」という一度では覚えきれない病気(?)のための高血圧ではないか、との疑いが出てきました。
アルドステロン症だと手術で副腎を切除するのだそう。
その前に副腎に腫瘍ができてる疑いもあったので、いろいろ調べるための入院でした。
病院昼食はカレーだ!と喜んでおりました(笑)
することないので昨日はジュース飲んで
病院中をウロウロ歩き、万歩計の歩数を増やしていたようで(笑)
今のところ、とりあえず判明したのは、腫瘍は無し。
動脈硬化も異常無しで、むしろ、血管は年齢より若干、若いそう(笑)
あとは、今日は点滴と採血しながら、アルドステロン症かを検査するそうだけど、その結果は1週間後。
来週から今度は東京出張ですから、その前にとりあえず薬を飲んで血圧を落ち着かせるそうです。
出張前に検査もでき、血管が正常と出て喜んでいましたが、本人はこの機会に食事を改めるそう。
ちょっと前から始めた玄米食がいたくお気に召しているようで、これに納豆、豆腐があればいいと言ってます。
以前、朝からむちゃくちゃ食べていた相方を心配していたわたしに、わたしと同世代の男友だちからアドバイスされた言葉を思いだしました。
「K子さん、心配しなさんな。あのくらいの年頃は俺も朝からカツ丼くらい平気で食ってたよ。
けど、50あたりでそろそろ自分から食事のこと考え出すから。それまで放っておきなよ」
まさに、ほんとだわ。
じぶんから考えて言い出すんだね〜
一方、相方より先に、わたしも先日切除したポリープの検査結果を聞きに病院に行ってきました。
女性外来の待ち合い室は、検温をして、間隔を開けて座ります。
相変わらず、次から次へと患者さん多しの中での診察。
結果は良性でした。
相変わらず笑顔を絶やさない女性のドクターは、
結果を説明する際に、難しい医学用語などを一切使わずに、子どもに話すように、しっかりと丁寧に説明をしてくださいました。
「ポリープは5段階あって、5段階目が癌です。
3段階目からは放っておくと癌になりかねないポリープですが、今回Sさん(わたしのこと)のポリープは癌にはならない一番軽い良性でした」
と言われてホッ。
胃も少し荒れていたので念のためにピロリ菌検査を、菌の段階まで見つけられるよう2回もやってくれたのだけど、見つからなかったそう。
そこで一応、先生に聞いてみました。
「先生、食事で気をつけることはありますか?」
すると、先生はニッコリと笑って、おっしゃったのですよ!
「好きなものを食べてください。
これ食べた方がいいかなとか、食べない方がいいかな?とか頭で考えないでください。
体は今必要なものを知っていますから。
体の声を聞いて楽しく食べてくださいね」
いや、この答え、まさにわたしが実践していること!
お医者さんからこんなお言葉を聞いたのは初めてでまたまた感激しちゃいました。
患者さん、今日もすごく多いんだけど、先生は一人ひとりに丁寧に説明しているんだろうな。
こういうヒューマンなドクターがいると定期的な検査もちゃんと行こうという気になってきます。
西洋医学やクスリを頭から否定する人いるけど(どっかの陰謀説のように)、悪いことばかりに向かっているのでなく、クスリを作る人も医学も、人の病気を治すために、いい方に進んでいると思いたい。
要は主を「じぶん」にすること。
じぶんの体の声を聴きながら、病院や検査やクスリと、上手に付き合っていきたいと思います。