せっかく冷え込んで秋めいてきたのに
大分はまたまた連日20°超えで、昼間暑い日が続き、気分が落ちているわたしです(秋冬暑いとテンション落ちる)
こちらは(わたしは?)半袖、夏布団、窓開けて寝てるけど、関東は普通に寒いらしい。
そんな中、相方さんが昨夜午前0時前、日付が変わる直前に無事帰国しました。
飛行機内の消毒やらで大幅に2時間遅れての到着は、午後7時だったのですが、それからが長い。。
なんせ、この列!
前の前の便から待っている人がいてハンパない。
ここから書類検査、契約書、アプリ入れたりしたあとの、
PCR検査で、長〜い待ち時間で、すべての行程が終了後に、やっと正式な「帰国」となるわけです。
日付変わる前にハイヤーで(公共な乗り物やタクシーは禁止)ホテルに着いたと聞いた時には、
ほんとうに心の底から安心しました。
相方も、日本に帰って、改めて言葉が通じるありがたさ、安心安全清潔な環境、人の対応の親切さ、水のおいしさなどを、味わっているようです。
このコロナ禍で、人の在り方などが露呈されているけど、コロナに対する国民性や国の在り方、システムなどもあきらかにそれぞれ違っています。
どの国も、未知のことだけに模索しながらではあるけど、そこに関わる庶民は、今までに体験したことのない(したくもない?)さまざまなことを体験させられるわけです。
この体験を災難ととるか、貴重な体験と取るかで、道は大きく分かれてくると思う。
今回、相方が遭遇した体験は、今となればネタになって笑えますが、当時は、こちら側にいるわたしが状況が分からず、ただただ心配で、帰国するまで気が休まることはなかったです(プチ旅行は行って楽しんだけど笑)
あの国はIT先進国なので、当然緊急時にもITで対応、統率するわけで、
自国民はもちろん、外国人には特に入国時からスマホにアプリを入れさせられます(この時点でガラケーはアウトですよね)
コロナの健康チェックアプリが、グリーン色ならばOK!
オレンジ色ならば要注意。
一番危険な、自国民でもめったに見ない赤色が出た日にゃ、もう警察が出動するレベルで危険というもの。
お店や施設に入る時に、このアプリが入ったスマホを、求められたら提示するようで、グリーンなら問題ないというわけです。
合理的で、優れたシステムですが…
が、しかし、
例え先進ITとは言え、不具合を起こさないとは限らないわけで…
もし、不具合でウッカリ赤色が出たら?
と、お思いでしょ?
そう、それです!
実は、それがーーーー、起きてしまったんです!
相方と一緒に行った同僚のスマホに
赤色が❗️
しかも、国から指定された人里離れた隔離施設で2週間隔離が終わって、
「やったー❗️やっと解放されたー❗️」と街中に移動中に判明したのです。
もちろん、彼らは毎日体温を測り、血圧も測り、定期的にPCR検査を行い陰性の証明も出ているのですから、陽性なわけありません。
これは携帯の不具合だと、街中の携帯屋に駆け込んだものの、そこでシムを替えても以前として、色は変わらない!
当然、非常事態❗️
相方たちがいる携帯屋はたちまち危険区域となり、一帯を隔離!
なんと警察が出動し、
(手際よく防護服で現れた警察官)
あたりは野次馬で騒然となり、10人の警察官に拘束され、またまた隔離施設に逆戻りとなってしまったのです。
本人の体調のデータや証明書類より、アプリが信用されているから、というより、そういうシステムに乗っ取って警察も動いているから、何を言っても理屈では通らず、無駄なわけで。。
当然、LINEで連絡を取って情報、現状経過を把握している会社もてんやわんや!
旅行社、相方の仕事先のお客様も奔走してくれました。
わたしは時折り入る相方の単発ラインで
「アプリが赤色」
「逆戻り」
「警察」
などの単語が入る短文で知らされるので、何が起きているのか詳細がわからず、妄想だけが膨らんでもうパニックです!
この時点でゾッとしたのが、
もしアプリがそのままだと仕事はできないばかりではなく、このまま出国さえできないんじゃないかと思ったら、生きた心地がしませんでした。
しかし、旅行社の担当さんが動いてくれ、アプリの申請をやり直したら、やっとグリーンに❗️
なんとかことなきを得て、収容所ならず、隔離所から、都心の快適なホテルに無事に移動することができ、心から胸を撫で下ろしました。
今回のラッキーだった点は
・相方一人ではなく、後輩社員がいたこと(二人のアプリが同時に赤になったため、不具合だと判明)
・今回に限って旅行社が管理していたこと(毎回旅行社は使わず自社で管理。日本の旅行社が提携していた現地旅行社がかなり動いてくれた)
・会社が常にアプリで2人を追跡できていたこと(どこに連れて行かれたかも場所が把握できる)
この3点は相方には最初、不満材料だったみたいですが、すべて功を成したわけです。
これはラッキーとしか言えない!
相方のいくところ、いつも何かしらトラブルあり、ネタありなんだけど(^^;
今回の出張も他にもいろいろあったようだけど、これだけの大ネタでもう他のトラブルは小さなものです。
ほんと、いろいろあったけど、
それでも、やはり最後はなにかしらうまくいくし、なんとかなるんよなあ。
最終日はお客さんから、高級日本料理店で逆接待を受けてラッキーで美味しいシメも体験。
美しい上海を堪能したようです。
晴れた日の上海
中国の三代巨塔
SF映画で見たような都市
いろんな方にご心配を頂き、ありがとうございます。
あと10日間、今回は安心な日本国内で、成田の快適なホテルでの贅沢な隔離生活のあと、11日に帰省します。
今は、ここで、ゆっくり心身をゆるめてほしいです。