いつものように10日の金曜夜から田舎入りしたものの、すごいどしゃぶりの雨。連休の天気を心配したものの、翌日はピーカンの秋晴れだった。
ゆっくり、のんびりの連休３日間。
…を過ごすつもりだったけど、ぜんぜんダメ。いつものように両親来るわ、親戚来るわ、私は原稿書きとメシ・おやつ作りだわ、相方はオヤジどのの監督下の中、ずっとピザ窯にかかりきり…結局、ドタバタ、わいわい、ガヤガヤの３日間に終わったのだけど、でも、まあ、驚き！
意外にも（あ、失礼！）やってのけたよ、相方は！
では、ピザ窯完成までの３日間レポートです。
●10日 晴れ
<晩秋の庭>
すっかり晩秋。落ち葉も落ちてコスモスも咲いて、夏の間に植えた手間のかけないナントカいう花（名前忘れた）も無事に付いて。
<初収穫を朝食で>
初の畑で初収穫！あの葉っぱはラディッシュだったんだー。芽摘みしなかったから、ちょいとひょろひょろだったけど手作り野菜だから愛着もひとしお（って、種蒔いただけだけど…）。早速、ありがたくサラダにしていただく。朝食はお庭で。
<物々交換>
近所のおばちゃんからいただいた小梅が切れた。
大量の柿が取れたので、近くのおばちゃんちに持って行って小梅と代えてもらう。おっと、できたてのまんじゅうも付いてきました。わーいわーい！
<土台作り>
土台はしっかり完成したよう。だけど、なんせオリジナル窯。設計図は相方の頭の中だけなので未だ全貌が見えず…。左がピザ用、右がバーベキュー用らしい。
●11日 晴れ
<柿といちじくのジャム>
今朝もピーカン。朝からご両親と犬４匹到着。私らはまだ朝食中。収穫した柿で作ってみた柿ジャム（左）と、もらったいちじくで作ったいちじくジャムをヨーグルトに入れて両親にふるまう。なかなか好評のよう。
<レンガ仕入れ>
制作途中で耐火レンガが足りないことに気付いたらしい。それを聞いた親父どのが、早速友人宅に余っているレンガをもらう交渉の電話をかけてくれた。まだ、朝食中の相方を連れて、早速にレンガ仕入れに。行動が早い、早い…！土台の上に鉄板を乗せて、２段目が出来上がりつつある。どうも、ここに薪をくべるらしい。下は薪収納場所だとか…。
<母のだんご汁>
この日は母のみ泊まる。私が仕事をしていたこともあって、母がちぎりだんご汁を作ってくれた。うまい！
●12日 晴れ
<素人の域を超えている…>
またまた、レンガが足りず、またまたパパさんの助けを借りて、友人に耐火レンガをもらいに。この時点ですでに100個はレンガ使っている。タダでもらって来たからいいものを、レンガだけで一万以上はするらしい。パパさんに感謝。この日も朝６時から起きて、制作に専念。秋とは言え強い陽射しの中で、やいのやいの監督、指導するパパさんの元で、2人とも真っ赤に日焼けしながら、食事もせずに熱中している（似たもの父子だわ〜）。正直、ここまでハマるとは思わなかった…。この調子じゃ、この連休でピザ窯だけは完成させる気でいる。それにしても、この道具は素人の域を超えている。すべてパパさんが持って来てくれたんだけど、道具好きまでそっくりだゼ…。
鉄板を溶接して足（？）を付け、火の通りをよくするためのアーチを作るためレンガをカット。
BGMは『フラッシュダンス』で（ウソ）
私はせっせとおやつ作り。３時のおやつはスィートポテト作りました。
<ついに完成！>
完成間近でレンガを交互に組み直すために、また壊して、修正しなおしたらしいが、何とか日没までに完成した！朝から夕方までずっと休みなしで作業を続けていたが、まさかマジで作り上げるとは思わなかっただけに驚くやら、感心するやら…。急に体を動かしたせいか、途中、四十肩になって腕が上がらなくなったりしたが、整体に行き、作業を続行した。だからこそ、達成感もひとしおらしい。日焼けしてレンガの粉だらけになった顔は、蔓延の笑顔。
どうも、この家に来て、私は料理作りに、相方はモノ作りに目覚めたらしい。
とりあえず半分のピザ窯（残り半分のバーベキュー用はこれから）は早速使えるわけだ。その前に来週は火入れ式。それが成功したら、後はピザの作り方を調べるだけだ（泣）。
晩秋のピザパーティーまで、後、一歩…かな？
