どこまで行くんだろう。

《ピザ窯行脚》

あっ!!
という間に前のブログから2週間以上、経ってしまった。なんてこった、時間が早く過ぎ過ぎる。取材・取材・打ち合わせ+家事・雑事の連続で平日は落ち着いて原稿さえも書いてなかったもんな〜。どうしても家族優先になってしまう週末も、ついつい仕事を入れてしまったり、家が漏水してしまったり、ギックリ腰になったり…と落ち着かない日々だったような。
そんな中、他所さまのうちのピザパーティに2回も呼ばれたりして。しかも、そのどちらも手作り窯を使っているというから、相方も興味しんしん。思えば、週末ごとピザを食べていたような気がするなあ〜。
 
(O邸の粘土作りのピザ窯)   (U邸の耐火レンガと赤土とモルタルとワラの窯)

う〜ん、どちらもリッパだな〜。けど、相方のも味があるぞーと自画自賛。

《田舎仕事》
田舎の家に来ると朝はけっこう仕事が多い。相方は、夏は水まき、草取り、今は落ち葉掃き、窯を使うときは薪取りと火入れ、使わないときは窯のメンテナンス(焼くたびにどこかが崩れているので(笑)。私は朝起きてまず、庭を一周して花を摘む仕事から。摘んだ花を小瓶や花瓶に挿し分ける。とても気持ちのいい田舎の家ならではの仕事だ。四季に沿っての仕事があるなんていいなあ〜。
  


《ど、どこまで…?》
に、しても相方のこの目覚めようは何だ?ピザ窯作りに始まり、ピザ作り、パン作り、塩窯作り、最近はベーグルまで焼くほどの上達ぶり。さらに、バリエーションが広がるし、こねる手間が減るとついにパン焼きを購入。今日はそれで夕食用のうどんを作っている最中。
突然料理に目覚めたのかと思いきや、最近のこの動向を見ていると、どうもそうではなく、この人は根っからのモノ作り好きなのだと気付いた。仕事が機械工学だし(専門は情報工学のはずなのに)、中学の時、大工の叔父の仕事ぶりを見てモノを作る人にになろうと決めたらしいし。道具好きもそのあたりらしい。かと言って規制のキット家具を組み立てるのは、ひどくめんどうがる。未知のものをあれこれ研究しながら、何かを作りあげる行為そのものが好きなんだろうな。だとしたら、突然の目覚めでも何でもなく、協力隊時代にエルサルバドルでガラクラ部品からあれこれ思案しながらモノ作りをしたのと何ら変りなさそうだ。相方がパンの小麦粉を図ったり、ドライイーストを入れたりしているのを見ると、まるで科学の実験でもしているようだ。
に、してもこの調子で、どこまで行くんだろう?

これがO邸で習った塩窯。塩と卵白を泡たてて豚のブロック肉を包み焼きする。が、これが火が強すぎて真っ黒コゲに!
  
 
でも、中はどうやら無事のよう(ホッ)。塩味もハーブも効いた豚肉の窯焼きが完成。
   

ベーグルにも挑戦!ゆでて窯で焼いてこんがり。豚を挟むとなおイケるんだな。 
  

すべてがランチになりました。この日のお客様は友達のカメちゃん。手作りの味に大感激でした。
       


《夕食のうどん》

昼間から打っていたうどんは2回目の挑戦。初回は米粉を使用したため固まって団子になってしまったが、今回は慎重に強力粉と薄力粉を混ぜて作っていた。
まずは、パン焼き機で粉をこねて。  次は讃岐うどんさながら足で踏み踏み…
  

麺棒で伸ばします、伸ばします。     包丁で切ります、切ります。
  

完成!半分はお隣りさんにおすそ分け。う〜うまい!!腰があってシコシコツヤツヤだあ!!
  

夕食もおごちそうさまでした。