過去に例を見ないという触れ込みの台風のごとく,
あっという間に、9月が去って行きました。
時差がひどいけど(^^;
これだけはどうしても伝えておきたい(なら、早よ書け!)9月のトピックスを2つ。
一つ目は、9月11日に見事に咲いた牡丹の花のこと。
どこに咲いたというと、街中の路地の壁に。
咲かせたのは、この春に竹田市の古民家ギャラリーのオープンのために、モナリザを引っ提げて
初個展を開催した塙雅夫氏。
大分アートフェスティバル「回遊劇場」開催のため、大分市美術館の館長自らのオファーだったそう。
納期もさることながら、絵を描く場所が竹町のビル。
しかも、狭い路地。
今年の夏中、大分市に泊まり込みで描き続けたというから、頭が下がります。
暑さと危険な環境で描く画家
その驚異的な作業が完成し、9月11日にお披露目となったのだ。
関係者の他、氏の馴染みの方々が、全体像が見える隣のビルの屋上へ集った。
初めて全貌を現したその作品たるや!
圧巻の一言!
キムラヤビル西側壁面に咲いた美しすぎる牡丹。
細部まで、丁寧に。花粉が落ちているのまで見えます。
相方も記念写真
お披露目の中でのスピーチでは
「興味ある好きなことならどこまでもやるが、頑張ることや努力は避けてきましたが、今回ばかりは頑張りました」と苦笑い。
「K子さんお久しぶり」と笑って再会した塙氏。
いつでも、誰に対しても、フラットでナチュラルな人柄にホッとします。
真下のカフェの窓から覗くとこんな感じ
アートフェスティバルは11月27日まであるけど、このウォールアートは消えるまで残りそう(耐久性のある塗料を使っているそう)
塙氏に、ただただ、おつかれ様。
そして、ありがとうございます。