住宅雑誌の取材でいろんなお宅を拝見してきて、毎回思うこと。
それは、部屋はテレビが主役になっているということ。
大型テレビの普及のおかげで、テレビが中心にデンと居座り、その前にカウチソファがしっかりテレビを向いている。
ほぼ例外なく、見事にテレビを中心とした配置になっているのだ。
うちもご多分にもれず…と言いたいところだけど、我が家のカウチはテレビに向いていない。
それぞれのマイソファがあるのだけど、わたしのソファがテレビの前ではなく、カラダを曲げるか寝転ばなければ見れなかった。
ふたりともテレビ番組はニュースくらいだけど、DVD、Dlife、Huluの海外ドラマか映画を常に観てるので(主にわたしが)、それがどうもストレスで、テレビを正しく観れる配置を常に考えていたけど、いいアイデアが浮かばない。
ある日、またまたわたしが寝る前に「どうしたらいいかなあ〜」とつぶやくと、模様替えには一切興味のない相方が、珍しくボソっと意見を言った。
「だからさあ、座敷(猫の額ほどの…)との間を開けて、そのソファを窓際に置けばいいんだよ」
は?
えーーっ⁉︎
それ、気づかんかったーー!
「なんでそんないいアイデア、早く言わないの!」と言うと、
「だってめんどくさいもん…」と相方。
はいはい…
そうでしょう、そうでしょう!
男子は変化きらいだし、特に相方は「起きて半畳、寝て一畳」の人ですから興味ないでしょうよ。
でもわたしはそれから眠れず…(°_°)
ああして、こうして…と延々脳内模様替え。
翌朝、相方を送り出すと早速、実行‼︎
ひとりでウンショ、ウンショと、ソファを抱え、机を抱え、テレビを動かし…
どうしてこんな馬力をもっと他に使えんのか!というくらいエネルギー全開!
部屋はしっちゃかめっちゃか!
何度が入れ替えながらも…
やっと、こんな風に収まりました(*^_^*)
その夜、帰宅した相方はひと言、
「やってると思ったんだ…」と苦笑い。
やっと快適にカウチでテレビ観れます♬