穴ぐらに入ってる時の心境って、もうじぶんが世界の役立たず、能ナシ、クズに思えてくるんですね ^^;
ライター生命は終わった(これ何回言ったことか 笑)と。
どこまでも逃避したくなるわけです。
忍耐強く待ってくれてるS先生にも「もう少し待って、もう少し…」というわたしに、S先生は「〆切に関しては、あんたには期待しとらん、信用もしとらん 」と、言い切られ、薪割りや山歩きしてたらしいです(爆)
ブログにもしっかり書かれてるし^^;
山歩き - 久住高原 DAR VIDAから - Yahoo!ブログ
そんな状況の中でとりあえず一度書きたいことを書きまくる。
するととんでもない文字数になり、削りだすと今度はとてつもなくつまらなくなる。
例えば、体裁を整えた、これでいいんじゃね?っていうくらいの文章を書く。
きっとお役所が見ても、これでも通るでしょう。
でもちがう。
なにかが入っていない。
大袈裟にいうと、血や魂が入ってないんです。
わたしははっきり言って文章を書く技術はないと思う。
ヘタくそなんです、ね。
ただ、伝える能力はあると思う。
耳ではなく心で聞くチカラもあると思う。
それをどれだけ伝えられるか、に七転八倒するわけです。
で、どうやらこうやら書き上げて、もう校正するチカラも残ってないときに、東京にいる相方からLINE入りまして、かなり落ちこんでいるわたしに、なんと!
「送って。校正するから」と、神のことばが✨
ホテルに帰って疲れてるだろうに、出張最終日の夜にだというのに、申し訳ないけどお言葉に甘えて相方のPCに送りました、ところ、
「文章が迷走してる」
「いつものリズム感がない」
「句読点が多すぎ」
「言い回しがヘン」
「ここ意味わからん」
などなど、きびしいダメ出しが…(;o;)
「自分で冷静に読み返してみて」と言われ、
チカラを振り絞って読み返してみると、確かにひどい!
ダメじゃ、こりゃ!
さあ、そこからでしたよ、わたしの魂が入ったのが(やっとかい!)
一字入魂!
もう「無」の境地で(こうなると強い!)ほぼ書き直しました。
ちなみに午前2時からの直しです(笑)
相方は、そのまま起きて付き合ってくれて、朝一の飛行機に飛び乗ったようです。
ラウンジでフリーの朝ごはん食べてご機嫌でしたが♫
で、わたしは書き上げて読み返して、これでヨシ!
というところで、納得できたのでやっと明け方S先生に送りました。
で、S先生は、すばやく原稿当てはめてバッチリ入れてくれたらしく、デザインと一緒に校正用に送られてきた文章をもう一度読み返してみると、
「わたし、天才だわ」✨の気分になってました(バカ?笑)
少しの手直しと追加で早速プロデューサーのYさんに送ってくれました。
もうチカラ出し切り、あとは野のなれ山となれ〜とお風呂入ってクタ〜っとなって、ヘラ〜っとしていたところ、早くもYさんからLINEが入ってたのです。
それが、以下の文章。
K子様
早足で読ませていただきました!
文章にもパワーや躍動感ってあるんですね!これは当たり前の事なのかも知れませんが、私は初めて知りました。
感動しました。
ありがとうございます。
K子さんにお願いして本当に良かったと思います。
ありがとうございます。
校正は日曜日までにおくられてきます。
なんと!
これはお世辞にしても最高の褒め言葉ではありませんか!
本当に嬉しかったです(泣)
このわたしを信頼してくれたこの人にこれだけのことを言ってもらえれば、もう十分だわ。
そう思った、それをS先生に報告して、迷惑と心配かけてすみませんと再度あやまると、
「あんたができるのはわかってるから、そんな心配はしてなかった」と。
あ、
涙出そうやん…
付き合って鋭い指摘をしてくれた相方といい、優しい言葉をかけてくれて、このロクデナシを信頼してくれた皆さんといい…もう、みんなどこまでも神なのでしょう✨
「いや、ロクデナシはロクデナシだけど」と後で相方に言われましたけど(笑)
本当にわたしは恵まれいると改めて感じました。もう感謝しかない、です✨
ダラダラ綴ったけど、これは書き留めておきたかったことでした。
後日談
今夜相方が買ってきたシューマイで、
Mさん、Eちゃんとお食事会してたとき…
相方が「まさか出張最終日の夜にK子さんの仕事やるとは思わなかった」と話すと、すかさずMさんが、
「S先生の原稿待たせてるのK子さんだと思ったわ」と。
しっかり、2人のブログチェックしてるので話しが連動してたらしい(爆)
そして、相方さんはわたしの校正仕事と出張の疲れが今に出てきて、メシ会途中でダウン。
器用な寝方…
(Eちゃん撮)
でも、こんなに疲れているのには、他にも少々ワケがあり^^;
次回のブログでお教えしますね(笑)