わたしがやること

「○電前でデモやりますから、参加してください」
「ト○ハデパート前でビラ配りしますので、応援お願いします」
原発についての勉強会をしたいのでぜひ参加を」
最近、こんな誘いを何度も受ける。
集会、デモ、ビラ、勉強会…ほんとうにみなさんがんばっています。えらいと思います。いや、マジに。
ただ、「美しい地球のために」や「未来の子どもたちのために」というスローガンには、ちょっとカンベンだったりしますが…。
地震以前のわたしは、まあ、今の日本には必要なんだろうな〜くらいで、原発が反対でも賛成でもないハンパなノホホンのところにおりました。
だけど、今回のことでその事実にがくぜんとし、そんなスタンスでは、いられないことを知ったのです。
恥ずかしながら、こうなって初めて原発と向き合った感じです。
こんな小さな島国に、そんなに原発は必要なのか?
ほかの自然エネルギーだけでは足りないのだろうか?
と、考えながら、いろんな情報を見たり聞いたり考えたり…
「風力やソーラーだなんて簡単に言うが、それだけじゃ今の日本の経済は担えない」と某知事は、恐れ多くもこの時期に堂々とぬかしました(この人はいつも怖いものなしだが)。
実はいま、口に出さないだけでこう思っている人はけっこういると思う。
それに、こうゆう発言もアリじゃなきゃおかしいとも思う。
だけどだけどあなた、これだけのことが起きて、なーんも学ばず動かず元のもくあみじゃ、今の避難者たちはあまりにも浮かばれないじゃないですか。
だから、せめてひとり一人がじぶんのこととして原発はどうするかをまず考えることが、いちばん大切なのではないかと思う。
それもニュースやマスコミだけの発表だけを鵜呑みにし、ただ待っているのではなく、じぶんなりに情報を集めて、考えること。
その上で、わたしはデモに行く、ビラを配ると決めて行動することだと思う。みんなが行くからとか、行かなきゃ非国民だと思われそうとか思わずにね。
で、わたしはわたしなりに考えたのです。
デモや集会、そうゆうのはどうも生理的に合わないので、やっぱり出ないと思います。
で、経済やエネルギーのことをじぶんのこととして考えてみました。
まず、経済。
わたしは経済人じゃないから、詳しいことはわからないけど、「自然電力じゃ経済が成り立たない」というなら、経済の方を縮めてみてはどうでしょう?もう作り過ぎたり、儲け過ぎたりって、しなくてもほどほどでいいんじゃないでしょうか?
って、そんなことをド素人のわたしが言っても動くわけないから、まずじぶんの経済から始めようかと。
わたしの経済は働いてお金をもらったら、じぶんが楽しいことや人が喜ぶために使いたい(前回、コストコで気持よーくバンバン買い物しましたわ。楽しかった〜♪とにかく貯めるのではなく、回すことだ!)
エネルギーは、「原発がなくなって、あなたは今の生活から電気が半分になってしまってもいいんですか?!」といわれたら、いいんです!と答えられるように、なるべく電気使わない知恵を働かそうかと。サバイバル力を身に付けるとか。
それと、もう一つ。
これは、いまも友人とさっきまで(夜中の10時まで)ドーナツ食べながら話していたんだけど、今世界から注目されている日本は、これから世界の雛形になってくるんじゃないだろうか、と。
いまから、日本が生み出すものは、物質的なことではなく、とても精神的な、どこかに置き去りにしていた日本人的なことじゃないかって。
「思いやり」とか、「謙虚さ」とか、「おくゆかしさ」とか、「自然崇拝」とか…。
これから世界に発信することってモノや技術じゃなく、こうゆうソフトなんじゃないかなあ〜と。
21世紀は「こころ」の時代って言われていたけど、まさにいま拍車がかかってきたと思う。
となれば、わたしが「風の家」を作ったときにひそかに決意した、波動ネットワークが生きてくるではないか。
「いい気」を発信して、拡大させるってこと。
ホームパーティーも、イベントも、フリーペーパーも、本の出版もその一環。
いまとなれば、まちがってなかったんだなあって。これからはますます意識して、楽しいことして「いい気」を作りだそうと思う。


「世界平和のために何をすればいいですか?」
と尋ねられたマザーテレサの答えは、
「帰って、あなたの家族を大切にしなさい」
これが、わたしの基本です。