ライターと主婦と娘とプライベート

どうも、時間の配分か気持の配分か頭の配分か…両立が出来なさ過ぎる。
ライター業と主婦業と親への介護と私的な時間。これがどうしても均等に分けられない。
そう言えば昔から、ホールのケーキを均等に切るのがヘタだったものなー。
その上、体力の低下がネックにもなっている。
日に1回でも、取材なり、打ち合わせなり、外での用事なり、家の仕事なりを済ましてしまうと、もう、すぐに疲れてぐったりとなってしまう。
そんなこんなで、ここ最近、相方の再入院や母の再手術などでバタバタしていたため仕事(確定申告も!)がとんと、おろそかなって溜まりに溜まってしまっていた。
時間がなかったわけではないが机に向かう体力と気力がなかったのだ。体力もそうだが、一つに気を取られていると、一つが集中してできなくなるのが私の能力のなさなんだろう。
それを相方に指摘されて、取りあえず相方が休んでいる間手伝ってもらってギリギリにかかろうと思ってた(例年通り!)確定申告を先に済ませた。
おかげで助かったが、今度は締め切りの原稿がどんどんと遅くなって行き、その後、毎日のように1日中机に向かって、なんとか仕上げたのだが、次は、家の中が、しっちゃかめっちゃか!食事も弁当か外食ばっか。
もっともそういうことに関しては無頓着というか、おおらかというか、全く気にならない相方に言わせると「どこかしっちゃめっちゃかなの?」ということらしいけど、とにかく私自身が落ち着かない。すでにあきらめ気味で机に向かってはいたものの、ココロの片すみに家の中の荒れ方が気になって極力観ないように努めていた。
その上、母親が来なくていいというのに甘えて、病院に見舞いにも行けていないし、プライベートに関してはもう、すでに捨てている。映画もバレエも歯医者にも行っていない。
やっと日曜日に、光が見えて来たので、同じ仕事仲間のデザイナーがライブやるというので相方や友人たちと連れ立って見に行った。その帰りに食事して遅くまで食べてしゃべったのが、ごくごく久々だった。
と、書くとプライベートを犠牲にしているかというとそうではなく、すべてが私の時間なワケだから、選択の順番なんだろう。
体力を使わず、時間を均等に分け、すべてを上手にやりこなす方法ってあるのか?
実はその答えを私は知っている。
すべてを少しずつ、毎日、やるのだ。
「少しずつ、毎日」実は簡単なようで、これが一番難しい。
「5分でもいいので、休む前に毎日ストレッチすればいいんです」とよくTVとか言ってるけど、これができていない人が大半だから、「手っ取り早く」の商品が売れに売れているんだと思う。
そこにあるのは、私が憧れてやまない「習慣」というやつだ。
毎朝、紅茶とバタ付きパンにはちみつを塗った朝食をいただきます。
毎日、朝夕の散歩はかかせません。
毎夜、10分間の瞑想をして休むんです。
雑誌なんかでこんな記事を読むと羨ましいのを通り越して一気に凹んでしまう。
「毎朝」の朝食なんて、朝の気分と腹具合ですぐに変わってしまう。朝夕の散歩なんて気分と体力と都合ですぐに辞めてしまう。瞑想なんてやろうものなら、気付いたら夢の中だ(実は2日くらいした…)。
「習慣」さえ身に付けば、すべてがスムーズに行くだろうに。
A型にならん限り、無理なんだろうか…