「風の家」改築計画は着々と進んでおります。
これも皆様方のおかげです。
改築計画はキッチンと茶の間をブチ抜くというもの。
当初は自分らでしようと思っていたけど、壁や床板張替えなどコツコツタイプじゃないうちらには荷が重かったので、だれかを探していたところ、Iさんの紹介でとても感じのいい工務店さんを紹介して頂いて今週からさっそく着工。
ありがたいことに運よく、とても腕のいい、隣町の大工さんが空いていたようで、着々と進めてくれている。
(壁に穴を空けるのは大工さんの有能な助手の奥様。家から見える高校が懐かしいと。なんと母校が私と同じだった 笑)
大工さんは素朴ないい人で仕事が丁寧できれい。
床材は建築家N女史のアドバイスもあって、当初合板だったのものを、節付きだけど無垢のパイン材を探してくれた。
今日は薪ストーブの搬入もあったのだけど、偶然にも床材とストーブが同じ日に同じトラックで運ばれて来ていた。
(坂の上までおっちら運搬を手伝う相方)
(ストーブの助っ人に来ていたAさんまで借り出された)
(さっそく床貼りが始まった)
ストーブもさっそく搬入。
100キロ以上のものを、男二人で荷台からおろすのは大変な作業だ。
一気に応接間に…運ぶはずだった。
エントツの場所も、ああだこうだとAさんと相方は話し進めていた。
ところが、思わぬ邪魔が入った。
邪魔したのは他ならぬ、わたしだ。
「リビングに薪ストーブっておけないものですか?」
で、空気も作業も止まってしまった。
急遽計画変更。
工務店さん、大工さん、Aさん、そして、相方全員で考慮した結果、壁に穴を開けずに天窓から通せばいいと決定。
結果、相方の作業がものすごーく増えてしまったし(かなりプレッシャーらしい)、エントツの木枠まで作ってくれていたAさんにも申し訳なかった。
けど、壁をぶち抜いて広々としたリビングを見ていたらこのみんな集うところに薪ストーブが入ればすごい暖かいだろうなと思ってしまったのだ。
大工さんが言ってた言葉。
「うちも薪ストーブだけど火はいいですよ。なごみますしね。うちのガキは何もせんけど、ストーブの木だけは燃やしよるものな」
そして、帰りぎわには
「薪はたくさんあると思っても、すぐに使ってしまうんです。うちは大工やけん、いくらでも木だけは手に入るから、必要なら軽トラいっぱい一台で千円で運べますよ」と。
その暖かい言葉で冬支度は大丈夫だと思った。