亭主元気で家がいい

「亭主元気で留守がいい」
と、よく言われるけど、わたしの場合は「亭主元気で家にいる(笑)」がいい。

じぶんでも不思議だけど、相方が会社が休みだと、反射的に子どものように「わーい!」と喜んでしまう。
わたしは女子ともだちや、仲間うちとご飯会したり、どこかに出掛けたりして遊ぶのも好きだけど、相方と遊ぶのも大好きだ。

相方は一見、小難しそうだし、年上からは生意気にも見られがちだし、怒ると激情型なんで(なんかむちゃくちゃ書いてるな 笑)誤解されがちだけど、実は内面は、すごくおもしろいし、ひょうきん!(そういうのをもっと表に出せばいいのにな〜って思う)
その上、わたしと空気感とペースとノリが合うのでとても楽ちんな友だちだ。

でも2人の「遊び」と言っても、ロマンチックな「デート」でもお金のかかる「遊び」でもなく、限りなく「生活」に近い。

相方が新作パンを作っているとなりで、わたしがトマトソースを作ったり、突然思いついて、ああだこうだ言いながら一緒に部屋替えしたり、棚作ったり、一緒に薪作りしたり。
街では、本屋までウオーキングしたあと、あれを買いに行こうとか、あの人の展示会行ったあと、あそこで何食べようとか、たまにお茶飲みや映画行きなども。
こうゆう地味な作業や生活も2人でやると楽しい「イベント」になるからおもしろい♪
こうやっていつも2人でいると、友だちも共通になって来て、食事のお招きや作品展んかも自然と「おふたりで」とセットで呼ばれるから、ますます共通の「輪」が広がって「遊び」の輪も広がって来る。

そんな相方さんは、ただいま2週間の上海出張で不在。

わたしはその間、女子会やらお泊まりやらして「独り遊び」を楽しんでるけど、今回は相方のことをとても心配していた。

行く前にやったギックリ腰がまだ本調子じゃなかったし、中国の大気汚染もあったし、おまけにアルジェリアのエンジニア人質事件もあり、本人も行く前に気持ちが重そうだった。



(太陽が見えない街、上海)



だけど、着いてみれば、どうもそんな心配は無用だったよう。
2、3日もすれば大気汚染の街も「住めば都」のようだ。

不調だった体調も着いた初日にマッサージに行き、「カラダが軽くなった〜!」と喜び、休みの日に出掛けた街では春節の様子を見物し、




市場では値切りながらの仕入れを楽しみ、









夜だって出掛け、





買い食いももちろん見境なし!








すっかり満喫した出張を終えて、エンジニアは本日帰国する。
つくづくこの人はどこ行っても、独り遊びも満喫するよなあ〜と感心するやら安心するやら…