冬じたくと近未来構想

うちの家の裏には裏山に登るこんな階段がある。



そこをトントンと登ると、この間シルバーさんが刈ってくれた山にたどり着く。




草がなくなったので眺めはバツグン!



そして、山の前に広がるのが前方後円墳と、その古墳を守るかのようにたたずむ祠(ほこら)が現れる。



これは祖父が作ったもので、祠の裏には、
「神のお告げにより子々孫々に至るまで守り通せよ」と重〜いお告げが彫ってある。

その神様に二礼二拍手のあいさつをして脇道を行く。



古墳の横を通り(って、ただのこんもりした山だけど)、景色を眺めながらさらに奥へ入ると、



小さな広場に出る。



広場には古墳の説明を書いた立て看板。



そこの説明を読んだら上に続く小道を抜ける。


ここまでが我が家の私有地。ここを抜けると市の公園に出られる。
朝は高齢者がゲートボールしていたり、昼間は子どもを遊ばせるママさんたち、夜はカップル?



この公園からは街が一望に見渡せる。春は桜が満開だ。


この公園の向こう側には馬場や野球場、弓道場、テニスコートまである。
すべてつなげれば、この道はウォーキングや散歩にはぴったりのコースだ。

だけど散歩に夏はヤブ蚊の大群にやられるし、冬は寒すぎる。
せめて春と秋くらい、気持ちよく通れるように整備できればと思う。
わたしたちだけでなく、カフェを訪れた友達やお客さんたちも散歩道として通れるようになったいいのになあ。
それには、もう少し木を伐採して光を入れ、ヒガンバナとか、蚊除けのカモミールを植えられたらいいのにな。
きれいで、光がそそぐ開かれた"場"には悪いモノは近寄れない。暗くてゴミゴミしところに「闇」も「悪」も近づくのだから。

それでもっと言えば、古墳からの道を駐車場を貸してくれているご近所のTさんが整備しようとしている小道と、これまた多くの人に開放しようとしている竹山に続けたらいい里山見学になるんじゃないかなー!
わたしらはこの妄想…いや、構想を勝手に「里山プロジェクト」と呼んでいる。
実現はほど遠いと思ってたけど今回シルバーさんの手際いい仕事で、時々教えを乞いながら整えていけば、もしかして気持ちのいい古墳脇散歩道になるかもしれないなという気がしてきた。


そんな近未来構想を夢見るのも楽しいけど、まずは今年の冬じたくを。
シルバーさんが置いてくれた木や夏に伐採して放っていた庭の木を相方がすべて使いやすいようにカットして薪にして積み上げた(おかげで腕が上がらず湿布だらけの手で上海に旅立った)



けど乾燥する場所が足りず、倉庫横に薪小屋を作ってふたりで積み上げた。



空気と風が抜けるように床から離し、夜も見えるようにセンサーライトを付けた。



でも、このくらいすぐに使ってしまいそう。上海から帰ったら、薪作りはまだまだ続きそうだ(笑)

あ、そうそう。
先日のシルバーのおじさんがまた訪ねて来て、秋のタケノコを届けてくれた。


相方さんが上手にゆがいてくれました。


ほんとうに、ありがたいことです。