場づくり

1年前の震災後、わたしたちは「風の家」で行う第4回目のイベントの準備に追われていた。
日本中で、予定されていたイベントが次から次へと中止され、自粛ムードが蔓延していた。
そんな中での手づくりイベントだったけど、仲間の誰からも「止めよう」ということばは出なかった。
こんなときこそ、明るい春のような元気と陽気を届けたいと、わたし自身が思っていた。
それができるのは、義務も、損得も、なんのしがらみもない、ただ好きなことをやってるだけの小チームならではの強みだと思っていた。
ただ、わたしたちなりの「できること」として、わずかな売り上げ金をエール金にすることにして、モチベーションをさらに上げていった。

意外にも多勢の人が訪れてくれて、みんな「花」と「ケーキ」と「器たち」のきれいなコラボに心から楽しんでくれた。


あれから1年。
わたしの気持ちは、そのときのままだ。
いや、震災後、さらにその想いは強くなったかもしれない。
目に見えない湧き出てくるチカラから背中を押されながら、
とにかくやりたいことを始めよう。
心地いい場を作り、じぶんがが楽しむこと、喜ぶことで、そこから「いい気」を発したいと思う。
「いつか」なんて、待っていても来やしないのだから。


生かされていることに、感謝して、

少しずつ、わたしの場づくりを始めよう。




(座敷で)




(縁側で)







(洋間で)





(本の間で)


『どこでも風が通ります。
どうぞ、お好きな「風」の間でゆるゆるとお過ごしください。』

と、いうコピーはできてるのだけど(笑)、まだまだやることいっぱいです。

4月下旬のオープンをめざして…