イノシシ当て逃げ事件、その後。

1月8日に起こった当て逃げ事件は、捜査員約1000人を動員し、久住山中を捜索したが、以前、容疑者の足取りはつかめていないという。
被害者であるK子さん(年齢不詳)は、雨天の上、暗がりで、気が動転していたこともあり、人相を判明できていないという。
一方、唯一の目撃者である助手席に乗車していたMさん(年齢不詳)からも、
「イノシシ!俺ハッキリ見た!だけん俺、田舎きらいなんよー」という関連性のない証言しか得られず、捜索は依然、難航している模様。
また、この一帯を把握し、事件を予測していたと推測される「森の長老」こと、ギャラリーオーナーS氏(年齢不詳 孫数名あり)の証言によると「わたしも以前やられたんです。わたしが一言注意をしておけば…」と肩を落としていた。
さらに被害者の夫であるK雄さん(40代)は、被害現場の正確な位置割り出しにiPad miniを駆使し、捜査に全面協力を行っている。
しかし、事件解決にはほど遠く、捜索員には次第に焦りが見られ、関係者の中からは、このまま事件が迷宮入りすることを懸念する声も上がっているという。

以下が被害状況写真である。

ウィンカーの破損



タイヤ上の凹み




ドアの傷とズレ




被害総額は推定で約20万円。幸い、車両保険が適用され、その項目は「当て逃げ」だという。
今回の一連の事件に対し、被害者K子さんは、
「犯人をここまで追い詰めたのは、カレらのエリアに道路を作ってしまったわたしたち人間でもあるのですから、一概には犯人を責めることはできないかもしれません」と語り、犯人への同情を示している。
捜索当局は近隣住民に、犯人の特徴を描いた似顔絵を配布し、犯人逮捕につながる情報を広く呼びかけている。また、犯人通報者には猪鍋セットを進呈することを考慮しているという。


以上、当て逃げ事件の状況をお伝えしました(笑)