新しい陣地

けっこうマメに書いていたブログから離れて久しい。気付けば先月は2日分しか綴っていないまま、もう2月も1週間を過ぎてしまった。
ブログを読んでくれている友人から「最近書いていないところをみると、仕事忙しそうだね」と言われてしまったが、仕事はセーブしていたから、そんなに忙しく、切羽詰っていたわけではない(本当はかなり切羽詰まらなきゃならない状況ではあるんだけど…泣)。逆に仕事が詰まってゼエゼエ言っているときほど、ブログは書きたくなるみたいだ(ほとんど逃避状態…?)。
では、何に追われていたかというとほとんどが雑事だ。雑事というと、雑なコトのようだがそうではなく、私の場合暮らしの中で仕事よりも重要な位置を占めていると言っていい。
これほどエネルギーを要するものはないし、その上、心を占めることが多い。仕事だけやって仕事のことだけ考えていれば、これほど楽なことはないと思う。
今までの間、レギュラーな雑事以外に、イレギュラーな出来事を言えば、
・部屋の模様替え
・私と相方の体の不調
・兄嫁の母危篤状態
・父の病状
・母の再手術
・友人の訪問
・姪の訪問
ざっと、こんなものが1月半ばからちょこちょこと起こって、気持ちが落ち着かなかった。
今日の午後、姪が帰り、やっと気持が穏やかに落ち着いて来たかのようだ。だけど、このスッキリ感は、どうも雑事が終わったからではないような気がする。
おそらく、「場」ができたせいではないかと…
今年に入ってから、我が家は部屋の大模様替えを始めた。普通、こんなことは年末にやるものだが、のらりくらりスロースターター夫婦は、年が明けてやっと重い腰を上げた。
ベッドを買い替え、本棚を買い替え、大量のビデオや本を捨て、スッキリとした仕事部屋とベッドルームを作り上げた。
最初の客人には間に合わなかったけど、姪の訪問にはギリギリ間に合い、新・ベッドルームにふたりで寝ることができて姪は大喜びだった。
特に我々ながらよくやったと思うのは、シャキッと美しく納まった仕事場だ。家族や友人に、見て見て!と、わざわざ引っ張っていくと、みんな一同に「おおっ!」と気持ちよく感嘆してくれる。
この部屋の完成が、私の心の雑事を追い払ってくれたような気がする。
今までずっと気になっていた家の宿便を60%あたり(?)出したようなスッキリ感だ。
去年は捨てられなかったモノも、今年は何の未練も捨てられてしまうから不思議なもんだ。後の40%も、いずれまた処分してしまおうと思っている。
今年は、何かがやって来ている予感…いや、確信がある。
いろんな計画や予感がふつふつと湧いているけど、そのためにも、このスッキリした陣地(書斎)作りは必要だったのだろうという気がする。
ここから新しい何がスタートするのか…?
まずは、今作っている本。他にやがて生まれるものを自分でもとても楽しみにしている。