久しぶりに穴ぐらに入っている。
取材が終わったあとの、原稿の進み具合がすこぶる悪い。
まあ、いつものことではあるけど…(笑)
きっと〆切が長いってこともあるんたろうけど…
この年になると、と言うか、経験値を重ねてきているだけに、書き上げるという先を「知ってる」からか、良くも悪くも腹が座ってなおさら進みか悪い。
先にヘラヘラ遊んだり、気分転換というなの逃避行動をけっこう入れたりしてるもの。
先日、同じ仕事をしているライターSさんとすり合わせのための打ち合わせをした。
その時に、進み具合どう?と聞いてみたら
「パソコンの前を行ったり来たりで、まだ辿り着けません」と(笑)
わたしは幸いたどり着いたけど、それまでの道のりの遠かったこと!
他にどんなことをする?と聞いてみると、
「この椅子が悪いんじゃないか、と椅子の配置を変えてみたり…」
それ、わたしもやったわ(笑)
いきなり配置替えとかやってみたくなる。
岩館真理子の漫画の中に、〆切前の漫画家がいきなり鍋を磨き出すと言うシーンがあったけど、これもよくわかる。
わたしもいきなり、キッチンとか磨き出すもの(笑)
これは心理学的に言うと達成感のすり替えなんだそう。
他のことで(できることで)完成をさせようとして紛らわせるのだそうだ。
「その度に、わたしのライター生命は終わったと思ってます」とSさん。
そうそう、世界に取り残されたクズのような気分になるよね。
そんな時間とストレス抱えるなら、サッサと仕上げればいいんじゃん!
とか言う奴はライターにはなれない(今や誰もなり手はおらんけど…)
以前、サラリーマンライターが〆切前にサッサと提出していたとき、「奴はライターの風上にもおけんな」とライター友とディスってたけど、
その方、フリーになって「年々原稿のかかりもアップも遅くなる…」と悩んでいた。
おお、やっとフリーのライターの醍醐味をわかってきたね、と励ましたけど。笑
まあ、そんなタイプがライターって仕事選ぶんよね、多分。
そして、そんなライターも、〆切がなくて、明日提出ってなったら、仕上げちゃうんよね。
仕事が終わったら、あれもやりたいこれもやりたいって、いろんなことが次々に湧いてくるけど、終わったらきっとやらないことも、知っている。
こんなブログの文章ならスラスラかけるのになあ〜
と、ぼやき。
模様替え後の我が家
昨日、初の炬燵を出しました。
冬バージョンになりました。