クリエイター女子の新年会の時、
中津に住んでるデザイナーのコが、
「中津にある農家レストランのバイキング、めっちゃ美味しいんですよ!
素材も新鮮で珍しい野菜とか使ってて、味もいいし、ドリンクも小松菜スムージーとかあって、それがまたバツグンに美味しいんですよー!」
と、わたなべなおみ風のポッチャリ体型の女子が
いうと、すごい説得力で
「いつか中津に来たら、ぜひそこでランチしてくださいよー!」
って言うもんだから。
「いやいやいや、『いつか』なんて決めなきゃ来ないし、いつにする?」とわたし。
まず、一番売れっ子のカメラマン女子がスケジュール帳見て
「5日はどうですか?」
「あ、じゃあわたしその日会社休みます!」
とデザイナーも即ノリ、
で、決まり。
5日火曜日に行って来ました(笑)
気づけば、上海から帰国したばかりの相方さんはこの日から愛知出張。
送って行けないけど…
「いいよ、歩いて行くから」のお言葉に甘えて、カメラマンAちゃんの車で朝から出発!
Aちゃんは、お父さんの介護をやってるんだけど、ケアマネジャーに任せて出て来たそう。
「大丈夫?」と聞くと
「わたしが楽しいことやってないと、父親の世話とかやっていられませんよ」と。
まったく、その通りだと思う。
彼女は父親の食事を作っているものの、一緒に暮らすこともせずに近くにアパートを借りている。
きびしい状況の時こそ、じぶんの空間、時間の確保が一番大事だものね。
聞くと、その父親はギャンブラーでお金を借り倒し、母親と離婚。
その借金をAちゃんと弟で10年掛けて返していたのが、今年夏にやっと終わるのだそう。
今は脳梗塞で倒れ、おとなしくテレビを見るだけの日々。
だから、Aちゃんにしてみれば今の方がぜんぜんラクで、父親が金使わないだけ安心なのだそう。
そんなエピソードを聞いて、わたしは同情するどころか、
「お父さん、めちゃウケる!」と大笑いした。
彼女も
「そうなんですよー、父は幸せな人生ですよねー」
とケラケラ笑ってる。
深刻になりそうな話も角度を変えるとめちゃオモロイ話しになる。
こうやって笑い飛ばせるのは、彼女が自己犠牲を払っていないからだと思う。
起こった事実に向かって、淡々とじぶんができることをして、彼女が主体の人生や楽しみを優先しているからだ。
だからAちゃんから愚痴、不満を聞いたことがないし、いつもマイペースで気持ちいい。
そんなこんなのおしゃべりの道中だったから、あっという間に到着。
待っていたMさんの車に乗り換えて、噂の農家レストランへ。
ほぼ耶馬渓に、直売所に併設している農家レストランは地味に佇んでました(笑)
でも中に入ると雛様飾りも鮮やかに
おお、ズラリと並んでる並んでる。
平日のオープン直後だから楽々座れたけど、これが土日だと満席で1時間待ちもあるとか。
ほんとにお野菜中心で多彩なメニューが揃ってました。
じゃーん❗️
これわたしのプレート
これカメラマンのAちゃんのプレート。同じスマホでも写真ぜんぜん違うし(泣)
一つ一つ丁寧に作ってあって、ありきたりではないメニューだから、あれもこれも取りたくなってくる。
デザートの手作りプリンがまた絶品で、アイスもカシスやオレンジや、レモンなど、田舎とは思えない(失礼!)ほどオシャレな種類。
食らう女子!
ひゃあ〜!食べたわ〜!
美味しかったーー❗️
そのあとは、中津商店街をぶらぶら。。
以前、風の家で取り引きがあったお店を見つけたので、初めて中に入ってみる。
フェアトレードの老舗は、しっかり健在。
わたし好みのモノや洋服がたくさん。
久々に会いしたオーナーのSさんに、再会をとても喜ばれました。
そのあとめっちゃ安い陶器屋さんに寄って、探していたミルクピッチャー(300円!)を買ったりして、
わいのわいの…と、なんでもないことが楽しい。
ランチ行くのに2時間近くかけて来たけど、
なんだかちょっとした小旅行気分でした。
これも気の合う人と一緒だから楽しめるんだよね。
やっぱり楽しいコトは、いつか、ではなく、
即、やるのがいい♫