愚者の贈り物

昨日、「余裕を持ちたい」とか書いてたのに、

余裕かまして優雅にゆっくりコーヒー淹れて飲んでたりしていたのは、

午前中まで。

その後、プロデューサーからの修正や加筆などに対応してて

その量がちょこちょこと午後から夜まで出てくるもので、

連日の睡眠不足と引きこもり状態で、

だんだん余裕がなくなってしまっていました。

 

最後に修正が来る頃には、ほとんど気絶状態だったので、

もうカンベン状態でしたが、それでもなんとかやり終えて

ベッドになだれ込もうとして

ふと、思い出したのが、急遽決まった相方の出張です。

 

相方はすでにベッドに入り動く気配なし。

 

いかん、用意しておかんと‥

 

それで気を失う寸前まで、相方の出張用の下着や靴下、

ハンカチなどをいつものように揃えて

「ここに置いておくよー」と言って寝たわけです。

 

 

一方、話変わって。

わたしの使ってるPCがいよいよアブなくなりそうな気配で

原稿書いてる途中でパツンと消えたら怖い!

 

ので、思わず

「PC買ってくれー!」と声をあげたら、

保険の臨時収入がちっと入ったので、じゃあ、それで買える範囲内でと、

ありがたいお言葉。

 

新しいモデルが出たから安くなったはず‥とか言いつつ

なにやらウキウキしながら( その間、わたしは相談されず))

オークションで落とし始めたわけです。

 

で、今回は安いのがアッサリ落ちた!と喜んでいて、

すぐに届いたのが、これ。

 

iPad Pro

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ええーーっ?

そりゃあ、PCより安いだろうけど、これ、PCの代用になるのーー?

「Kちゃんのは、書く、見る、送るだけだからこれで十分」

と相方。

 

確かに校正で届いたPDFなどが見やすいし、簡単。

あとはPCとちょい違うキーボードの使いかたわかるかなーと、

ブツブツ言っていたわけです。

 

 

 

さて、ここからが

今日のブログの本題なわけで(前振り長くてすみません(^^; )

 

 

今朝、起きてみると、昨夜遅くまで揃えた出張用の下着類がそのまんま。

相方は、iPad Proの前に座ってカチャカチャやってるわけです。

聞くと朝5時から起きて。

 

以下、我が家の会話。

 

まず、わたしから

「出張の下着類詰めたの?」

 

相方の答え

「キーボード設定しておいたよ」

 

わたし

「寝室に1泊分用意していたんだよ」

 

相方

「ブルーツゥースはずっと付けててればいいから」

 

わたし

「タオルは入れた?」

 

相方

「ショートカットキイの使い方は印刷しておいたから」

 

同時に

「聞いてる⁈」

「聞いてる⁈」

 

同時に

「せっかく夜遅く用意したのに!」

「せっかく朝早く起きてやったのに!」

 

 

思わず、わたし、

「これ、『賢者の贈り物』みたいやね」

 

そう。

あのオー・ヘンリーの有名な物語、

夫婦が互いのためを思い、贈り物をするけど

すれ違うってやつです。

 

ええ、わかってます。

そんな美しいものじゃないことを(笑)

相方がボソッと、

「互いに相手の話聞いてねえだけや」

 

そうなんですよ。

うちらは

「相手のため」という名目で、

互いにやりたいことをやってるだけの

『愚者の贈り物』なだけで(爆)

 

相方は勝手に出張の用意していたし

わたしは今聞いても耳に入らんし、わからなければ聞くし

 

夫婦あるある話でしょうか?

うちはしょっちゅう「あるある」です(笑)

 

まあ、早い話が自分が好きなことを勝手にやってるってことですが、

 

「それでも、たまに相手が喜んでくれるとイイよね」と

相方がいうように

そう、それでイイよね。

 

 

それにしても、慣れるととても快適です♪

これ。

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グッチョイス!

改めて相方に感謝です (^^)v