余裕を売る仕事

先週から、詰めてやっていたお仕事が

やっと、なんとか峠を越えそうです。

 

2つの違うお仕事を同時にこなしていたのですが、1つ目は先週無事に提出。

 

もう一つが、これが大仕事。

 

3年前からのプロジェクトがやっと最終章に。

2日前に上げて、昨日、プロデューサーNさんが、

午後から来て、校正や写真選びで夕方近くまで

ずーっと詰めの作業。

 

途中わたしは今年初のおでん作りのため、

キッチンに立ってましたが…

f:id:Teresa:20181115130405j:image

 

やはり最近、寝てないせいか、

ボケててお肉(牛スジや鶏肉など)入れるの忘れてたよ!

それでも、美味しいと相方と一緒に食べたEつんは言ってくれましたが…(^^; 

 

その夜も、詰め作業は続き、

今度は電話やLINEのやりとりで、

最後の最後の詰めをやって、寝たのは朝の4時。

 

さすがに朝起きれなかったのだけど、8時過ぎに電話が入り、遅寝はやむなく中段。

 

先日行った湯布院の雑貨屋の売れっ子陶芸作家のMさんから…

長〜い電話で完全に目が覚めました。

あれやこれやの雑談の中で、

彼女が言った言葉が心に響きました。

 

「わたしたちは余裕をつくって、売る仕事をしているんだよね」

と、Mさん。

 

ただモノを入れるだけの器なら、百均でも買える。

だけど、どこかほっこりしたものや、温かいものが欲しいという人に買ってもらえるの。

 

それをお金を出してわざわざ買うって、

心に余裕がある人なんよ。

 

K子さんの仕事もね、文章でしょ。

余裕がある人じゃないと、文章ってわざわざ読まないよね。

 

たしかに。

情報だけなら、メモみたいな文章でいい。

だけど、わたしはどこかで人の言葉なり、作品なり、商品でも「伝えたい」という思いで書いている。

 

これは、読みたいと思ってくれる

どこか心に余裕のある人じゃないと読んでくれないだろう。

 

「だからね、余裕をつくる仕事してる人がギスギスしてちゃダメよね。

自分に余裕がないと、いいものは作れないもの」

 

彼女の言葉は、

わたしがずっと大切にしてたい、

大切にしてきたことと、同じことを言っていました。

 

わたしは、それを「余白」と呼んでいたけど、

そこがないと、「自分でいること」に

踏ん張れなくなってしまいます。

この時代は流れが早いから、ともすれば、

気づかずに流されて、余裕や余白なんて

すぐに消えてなくなってしまいます。

 

おかげさまで、

けっこう大変な仕事を2つ抱えていたけど、

その2つとも楽しく、好きなお仕事で、

ストレスなく、書くことに専念できて、

とてもありがたかった。

余白があると、そんな楽しいお仕事や、

楽しい嬉しいコトが舞い込んでくるんですよね。

 

 

折しも、そんなとき、

こばやしゆうさんから嬉しい贈り物が届きました。

 

大量のカボスを送ったお礼も込めて、エチオピアのコーヒー豆が送られてきました。(一粒の豆に galitebe : こばやしゆふ yu-kobayashi はてしない

f:id:Teresa:20181115133348j:image

 

添えられた手紙には深煎りが美味しい、と。

早速、シティローストで焙煎

f:id:Teresa:20181115133658j:image

 

香ばしい香りが部屋中に漂います。
f:id:Teresa:20181115133713j:image

 

コーヒーメーカーではなく、ゴリゴリと手で擦り
f:id:Teresa:20181115133643j:image

 

ネルフィルターで、ゆっくり…淹れると
f:id:Teresa:20181115133704j:image

 

泡がボコボコ…香りだけで癒されます。
f:id:Teresa:20181115133652j:image

 

ゆっくりポタポタ落ちて
f:id:Teresa:20181115133640j:image

 

ゆっくり注ぎいで
f:id:Teresa:20181115133707j:image

 

頂きました。
f:id:Teresa:20181115133649j:image

想像以上に、美味しいーー✨

 

エチオピア豆って、ちょっと酸味が強かった気がするけど、

そんな苦手で酸味も深煎りで気にならないし、

とてもまろやか。

いいコーヒーって後味がスッキリするんですね。

ほぼ徹夜明けの身体に染み渡りました。

 

みんなにも少しおすそ分けしようっと。

 

エチオピアから、ゆうさん経由で届いたら贅沢な豆で、

これこそ、余裕の時間を過ごさせて頂きました。