終活に向かいつつ、「今」を楽しむ「風の家」。
13日、秋の「書と花」展から、早くも冬の作品展の打ち合わせに、作家さんの工房をK子ちゃんの案内で訪ねてきました。
作家さんの工房兼住まいを訪ねました。
築100年近い家を借り、そのあと安く購入したそうです。
ここに独り住まいって、なんか「リトルフォレスト」みたいだなあ(^^;
レトロな磨りガラスがいい!
畳の部屋を土間にして、工房にしたそう。
連れて来てくれたK子と作家の中村めぐみさん。
出身は別府市だけど、窯を炊ける家を探していたら、こんな山奥になったそう(笑)
お店からの注文品、陶芸教室の生徒さんやご自身の作品などが、並びます。
工房からは山と緑が見えていい風も入ります
今回の陶器は、オブジェではなく(笑)、ぐんと庶民的な感じ。
どんなのがいいかなあ〜と悩める作家さん
「こんな山奥だと買い物大変じゃね?」と聞くと、「買い物あんまりないし」と笑って、「必要なものは車で買いに出るし、車なくてもコミュニティバスあるし、ぜんぜん不便じゃない」と。
「草刈りは?」
「たまにする。近所の人もついでにってやってくれる」
なるほど、女性一人暮らしだと何かと助けてくれる人がいるんですね。
キッチンも古材を使って改良してる。しっかり生活してすごいなあ…
いいねえ、いいねえ、と、キッチンや工房を褒めるわたしに、「K子さんもこういう家、好きなの?」と聞かれて、
「好きだけど、よう住まんわ」(笑)
ヘタレは、作家さんの作品を紹介するだけです。
陶芸家歴は長いのに、真面目で、自信なくて、シャイなため、なんと作品展は初めてという、めぐみさん。
生徒さんたちにハッパをかけられて、キアイを入れたそうです。
それでも、帰りに再度、
「わたし(作品展)やっていいよね?「風の家」でやっていいんだよね?」と念を押す。
「いいんです❗️」
そんな、人知れず、好きなことに向かって作っている人を応援するのが「風の家」なんだから。
ここでやらんでどこでやる⁉️