心身の疲れを取り戻すのは年々時間がかかる。
とても楽しかったイベントだけど、多くのことに神経を費やしていたせいか、なんか終わったあとからじわじわと疲れ?が湧いてきているようだ。
身体が鉛のように重くバキバキで、何をする気も起こらない。
立ちっぱなしだったせいか股関節も歩くたびに痛くなる。
おまけに夜眠れなく、息切れまでする。
それで、いつもメンテナンスに行く、近くの養生院に予約を入れたら幸い空いていたのでチャリで向かう。
最初に身体を温めてからの丁寧な施術。
「かなり疲れていますね、内臓が硬くなっていますよ」と先生。
疲労とストレスが溜まると内臓が硬くなり、呼吸も苦しくなるそうだ。
上からゆっくりほぐされていくと、身体がほどけていくのを感じ、次第に軽くなってくる。
股関節は腰からではなく、筋肉がねじれていたよう。
スリッパを履くと足を上げず擦るように歩くから(わたしは特に!)、つまずいたり(まさに!)、疲れてくるとますます引きずるので筋肉もねじれてくるのだとか。
正しく足をあげて歩かなければ!
「疲れが限界にくると身体はどこかに痛みを発しだして声をあげるんです。自己防衛ですね」
確かに、痛みがなければ来なかったかもしれない。早めにサインに気づいてよかった。
けど相方さんのように仕事が重なり、休むに休めなくなる時はどうするのか、聞いてみた。
先生曰く、
「少しでもを席を外すことです」
つまり、時々仕事から離れてまったく違うことをするのがいいのだと。
それがコーヒーを飲むことでも、外に出て深呼吸をすることでも。
相方の場合は機械が相手なのでそう言うわけにもいかないだろうけど、考えたら少しでも時間があるとタブレットに向かいゲームをしている(笑)
あれは彼なりの「席を外す」ことで放電なんだろうな。
そう言えば、栗の渋皮煮を作るとき黙々と皮を剥く作業が、何も考えずストレス解消になると言っていた。
以前は風の家で枯葉を掃くのがいい気分転換になると言ってたから、またそんな日が来るといいんだけどな。
ココロの充電は街にチャリ出掛けて行き、そのついでに小さなカフェに入った。
オーガニックカフェとスコーンを頼んで、ボサノバが流れる中で雑誌を読んだりして、ゆっくり。
コーヒー飲みながら、そこの女主人となぜかパリの話しをしたりして、穏やかな時間を過ごした。
やっぱり街ほどカフェっていうのは必要だなあ〜
田舎に必要なのは「たまり場」か?
そんなことをぼんやり考えたメンテナンス日和でした。