昨日、わたしが東京を離れたあと、東京は豪雨と雷雨、ひょうまで降ったようです。
立川ではバス通りが浸かったと兄からLINEが入りました。
で、大分駅に着いて自転車で帰ろうとすると路面が濡れている。どうも雨が降ったようですが、わたしが帰るときはすでに雨は上がっていて悠々と帰れました。
あらためて我ながら「晴れ女」の威力を感じさせてくれました(^^)v
今回、久々に東京に行って感じたのは、日本はとても親切な国だなあ〜ということ。
道やら場所を尋ねた、コンビニの店員さん、警備員さん、美容部員のお姉さん、駅員さん、電車の中の兄ちゃん、などなど…、みなさん親切でした。
コンビニの店員さんなんか、業務を中段してわざわざ外まで出て指差ししながら丁寧に道をおしえてくれたし、電車に乗りあわせたヤンキー風なお兄ちゃんも相方の落し物(カード入れ!)を、「落としていますよ」と感じよく教えてくれたし。
都会は冷たいと言いつつ、なかなか親切な人が多いなあ〜と感心。
旅行者には「おもてなしごころ」が徹底してるのかしら?
駅構内の案内表示もものすごく丁寧で緻密。
新幹線乗り場からJR乗り場、トイレまで、スイスイ行けるのも旅行者にはありがたい。
ただね…
電車乗る度に思うのは、ちょっとアナウンス過剰じゃね?ということ。
電車来ますよー、
快速東京行きですよー、◯と◯と◯に止まりますよー、
白線まで下がってくださーい、
電車との間が空いてるので気をつけてくださーい、
ドアが開きますよー、閉まりますよー、
座席はお年寄りや体の不自由な方に譲ってねー、
次の駅は◯◯ですよー、
ドアは左ですよー、開きますよー、
忘れ物はありませんかー…
ざっとこれだけのことを電車に乗って降りるまでアナウンスで言い続けている。
しかもご丁寧に英語でも繰り返す。
親切ちゃ親切だけど、過保護ちゃ過保護で、管理ちゃ管理されてるかのよう?
大昔、口の悪い父が、反対側の道路で信号を待っている人々を見て、
「見てみろ、バカみたいにおとなしくじーっと待ってるよ、情けないな」と笑っていたのを思い出すけど(笑)
これ、わからないでもない。
外国に行くとこれがあんまり通用しない。
以前スペインに行ったとき時刻の掲示板通りに電車が来ない。
駅員に聞いても、待ってる人に聞いても、「そんなもんだよ」と驚きもしない。
中米ではバスは時間通りどころか、指定の場所にさえ来ないで、人が多い方に停車する(笑)
だからか、それぞれがシステムなどに頼らず、危機管理ができているし、まあそんなこともアリかな、というファジーな感覚も持ち合わせていて、幅がゆるい。
だけどこの国は…
少しでも遅れる、故障がある、ミスがある、失敗する、はては不正がある、不倫をする(笑)
そんなことは「絶対、許せない!」国になっているような気がする(^^;
管理されてる国はシステムが破綻したり、人の道を外れると大混乱だ。
何かあったときの臨機応変な切り替えは、常にじぶん自身の頭と心を使うことと、そんなこともあるやろ、と笑っていられる余白からかもしれない。
そんなことに気づき、感じた旅でもありました。
この方はいつもどこでもマイペースなノマドです(^-^;