5年目の営業許可証

函館、愛知、東京の出張から帰り、わずか2日しか家に居なかった相方さん。

今日またまた出張へ。今回は車で、今週いっぱい福岡です。

 

そしてわたしは「風の家」の営業更新のために現地の保健所の講習会へ。

 

今から5年前にわたしは晴れてカフェオーナー - スローライターの気付きになりました。

 

あの頃は思いつきから始まって行き当たりバッタリで、大した覚悟もないままにあれよあれよと言う間にオープンにこぎつけたのだけど、営業許可証を頂いた時には、本当に嬉しく、ワクワク感でいっぱいでした。

カフェをオープンしたというより、発信、創造、交流できる「場」を手にできたという喜びでした。

それがたまたま「カフェ」というカタチだったワケです。

 

あれから5年も経ったなんて…

という思いと同時にまだ5年?と、いう思いもあります。

 

やっと晴れて取れた営業許可証は、わずか5年で更新となります。

多額な更新料を支払い、またまた営業店舗の立入検査が入り、そして今日行われた食品衛生の講習会があります。

これを全てこなさないと再度の営業許可証は頂けずお店は営業できません。

 

講習会はお店がある現地の保健所会議室。

5年前一緒に講習会を受けた友だちは今回はいません。早くもカフェは挫折し、今は加工食品を作る仕事に就いています。

だから今回はわたし1人。時間になると同じようにカフェやレストラン、食堂、スナックなどの店のオーナーが続々集います。

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食品会長、保健所参事のご挨拶に続いて、保健所主任によって始まった講習会。

約2時間近く主に食中毒の危険性や詳細、予防などの講習かスライドとともに行われます。なんとなく免許更新時の講習会に似ていますけど…

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でもこれ、ぼーっと聞いて入ればいいってわけじゃないんです。1人ずつ質問されるのですから。

わたし2番目に当てられました(*⁰▿⁰*)

「はい、風の家さん!鶏肉、特に鶏のタタキなどに多い食中毒は何でしょう?よく聞くと思いますがカタカナです」

知ってて当然だというふうに質問する主任。

 

「わかりませんか?答えはカンピロバクターです」

知らんがな (^^;)

 

こんなふうに黄色ブドウ球菌サルモネラ菌ウェルシュ菌など次々と詳しく講義。

食中毒の菌はあまりにも様々なところで湧いてくるよう。

キンチョー感もあって講義を聞いていたせいか、思ったより早く時間が経った気がした講習会は終了。

 はあ〜っ、疲れたー(-_-)

 

これで晴れて更新。この先5年間営業できます。

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5年後は平成34年。さすがにこれで終わりでしょう(笑)

 

5年後どうなっているか想像が付きませんが、願いは「どうもなっていないこと」です。

何もない平穏でいることは奇跡ですからね、そこを目指します。