前日は大雨。テントがいるかも、と心配していたのたけど…
なんと、朝から信じられないような快晴。
これこそ、天の恵です✨
DAR VIDA(ダルヴィーダ)のS先生に先導されて、演奏会場に出掛けます。
まるでターシャの庭のようです。
ここで、きょう、小さなコンサートが開かれるのです。
広大な農園の一角にある小さなピアノ小屋は、明石農園のご主人の保さんの手作りによるもの。
そこには廃校になった学校から貰ってきたピアノが、農園の奥さまに寄って大切に守られ、弾き手を待っていました。
ピアノが待っていたのは、ピアニストの重松壮一郎氏。
やっと、やっと、夢叶い…佐世保から訪れてくれたのです。
リハーサル中の壮一郎氏を見守る、重松氏の奥さまと娘のTちゃん。
ここの誰よりも幸せそうな農園の奥さま、みえこさん。
みえこさんが活けた花が迎えてくれます。
集まった20人近くの観客は、この小屋の向こうで、丸太の椅子に座って聴くのです。
演奏前にY子ちゃんとK子ちゃんと農園散歩。
いよいよ始まります。
ぞくぞくと集うお客様は、丸太の椅子を好きなところに持って席を取ります。
挨拶をする、SOSOこと、重松氏。
榎の木と桑の木に囲まれた客席に、
美しいピアノ曲が森に響き渡ります✨
この場の「気」に調和する生まれたての即興の曲。
眩しいほどの緑も、
木々の間から差し込む光も、
そよぐ風も、すべてが共鳴して一瞬にして、森は「音楽」に満たされました。
休憩を挟んで約2時間。
それはそれは、贅沢な夢のような時間でした。
終わったあとは、庭でのお茶会の始まり♡
みえこさんの手づくりケーキの他、持ち寄りのクッキーや、スコーンが並びます。
お皿は大きな葉っぱです。
重松ファミリーも楽しそう♫
まるで物語のような時間と場は、すべて、明石農園のご夫婦が手掛けた優しい楽園からの愛の贈りもの。
ほんとうに至福のひとときに感謝の日でした✨