庭や山の整備をしてから、初のお客様をお迎えして事実状のリ・スタートとなりました。
東京から帰った翌日にお客様の予約があったこともあり、帰って少し休んでから未明に「風の家」入り。
お友だちも手伝いに来てくれて、準備万端で臨みましたよ。
駐車場まで、お迎えに行きますと伝えたけど、「いえいえ、歩いて景色を見ながら行きます」とのこと。
「俳句の会」の方々とあって風情を重んじるのか、古墳横の山道をたいそう喜んでくださった。
貸し切り状態でおしゃべりしながら、お食事して、笑いあったり、俳句を作って批評しあったり…とても和気あいあいな雰囲気の中、長居してくださった。
その間、常連のSさんも、「開いていますか〜?」とふらりとやってきてくださった。
友人のY子もいつものようにロードバイクで訪ねてくれ、楽しんでお手伝いをしてくれた。
以前のような緊張感ではなく、キッチンでも笑いながらのゆとりでみんなで作業をしていくこのサロン的な雰囲気さがいいなあ〜と、わたしが感じていたせいか、お客様たちもとても落ち着いてリラックスできたと気に入ってくださり、「また来ます」と言って帰って行かれた。
お客様が帰られたあとはしぶんたちのじかん。
みんなで片付け、お茶飲んだり、おしゃべりしたり…。
こうやって、すぐ切り替えられるのって、ホントに楽ちんでうれしい♪
その夜はDAR VIDA(ダルヴィーダ)のS先生が、秋に行われるイベントの打ち合わせに来てくれた。
先生がくると必ず久住産卵を手土産持参、わたしが夕食をつくり、一緒に食べる。
これがお約束。
その夜は、手作り餃子と味噌汁、ポテトサラダ。
お肉は九重産ポークで作った塩豚をミンチにして、キャベツとニラたっぷりだから、おいしくないわけがない!
なんと、お客様のS先生に手伝ってもらいました(いや、無理やり手伝わせたのですが…(笑))
さすが、デザイナーだけあって、餃子まで美しい…
美しい餃子を焼いては投げ入れ、焼いては投げ入れ、で、こんな乱雑に(笑)
打ち合わせの話しは少しで、あとは四方山の雑談。
S先生とは、生き方においての価値観がとても似ているので、話していてもなんの引っかかりもなく、気持ちいいので会話がとだえない。
先生は人生の大先輩だけど、よけいなものを削いで、本物のヒトや本質のコトだけでいいという、その潔い生き方に、わたしたちも及ばすながら近づいているのかもしれない。
年と経験を重ねるうちに、意識せずとも、じぶんたちが自然でいられる、本来のじぶんに戻っているようで、それがとてもうれしい。
「風の家」も今回のことで、よりシンプルで、より豊かな「場」になっていくようだ。
忘れてはならないことは、じぶんのオーナーはじぶんであるということ。
決して「風の家」ではなく。
顧客のニーズに応えず(笑)、じぶんたちのニーズで応えていく。
これが、わたしたちにとって、いちばん長く無理なく、のびやかに進める方法だと知った。
翌日は、朝から相方さんが再びの草刈り。
今回は下の道。
トトロのトンネルができた〜(*^^*)
午後からは、友だちが持ってきたユリと、カエデの植樹祭。
2年目のカエデの苗を6本、ユリを5株を植えた。
植えながら、10年後、紅葉している山を想像したら、ワクワクしてくる。
紫陽花、ユリ、カエデ、サカキ(これはわたしがこだわって植えた)、畑にはバシル、パクチー、梅雨に間に、たっぷり水を吸って育ってくれるといいなあ〜♡