お天気のいい暖かな日曜日。
今日は年末の街とマンションを脱出して久々の「風の家」へ。
冬季は予約もないし、「風の家」は、しばらく冬眠致します(笑)
空き家にしておくと物騒なのですが、常日ごろは週2回オーガニックのタオさんたちが、作業場として使ってくださるので助かります。
わたしたちも、たまにお家にご挨拶に行き、風を通します。
久しぶりの「風の家」
あら?暖か過ぎて庭の水仙が元気に咲いていました。
草も青々して繁って、なんだか夏の庭のよう。
夏の花、ヒメジョオンまで咲いているし…
お部屋の中は静かで整然としています。
ここに風を通し、気を通します。
神棚の榊を替え、仏様のお花も替えます。
その後、裏山の神さまにご挨拶。
ここの榊も取り替えます。
木々の合間からきれいな空が見えます。
ひょろっと長い木たち。いずれ、切らなければならない運命にあるのかなあ〜
約3週間ぶりの「風の家」滞在は、1時間くらい。
この後、以前から行きたかった古本屋に出かけました。
ここは、若いご夫婦が営むbookspace 流民という、民家を利用した古本屋さん。
70年代の古い映画雑誌「スクリーン」を引き取ってくださるというので、持ち込みました。
坂の下までオーナーさんが出迎えてくださいました。しかもネギ持って(笑)
バス停が看板なんて、素敵です。
住まい兼お店。隣の敷地が畑でお野菜を作っているよう。
他にも持ち込んだ本をきちんと査定してくれています。
炭の匂いのするコーナーで本をゆっくり読むことも。
相方さんも興味しんしんの様子
今度、ゆっくりまた来たいものです。
さて、次に目指すは森のギャラリーDAR VIDA(ダルヴィーダ)。
今日は暖かな日だったけど、着いた頃は日も陰り、冷たさに包まれました。
冬の空気と、立ち枯れの木立が似合うDAR VIDAです。
モノクロが似合いそうなので…(*^^*)
やはりここは薪ストーブが似合います。
レイアウトも変わってソファが居住スペースに来ています。
巨匠がコーヒーを淹れてくれました。
四方山話しの中で、S先生からの質問で、街のマンションと「風の家」、自分たちの仕事と「風の家」の仕事、についての違いやスタンスについて答えているうち、一つ気付きがありました。
はい、「スローライターの気付き」です(笑)
「風の家はパブリックな場で、マンションはプライベートな場だから…」と答えていることに、ふと、じぶん自身で疑問を持ったのです。
だれがそんなことを決めた?
あの「風の家」のオーナーはだれ?
いつの間にか、当初の目的である「大人の遊び場」から、「お金を生み出す家」に変わってしまったことで、「風の家」とわたしたちの距離が離れてしまったのではないだろうか?
遠ざけたのは、わたし自身だ。
わたしがヨソヨソしく、他人扱いしていれば、それは快適さから遠のしまう。
もっとじぶんたち本意でいいんじゃないか。
もっとプライベートにして、じぶんたちの心地いい居場所にしてもいいんじゃないか。
そんなことをぐるんぐるん考えていたら、「風の家」の方向性やじぶんのしたいビジョンが見えてきたのです。
やらなければならないことも。一旦、そのモードに入ると妄想が爆想(笑)
いやあ〜、先生に感謝です。無駄なことなんてなんにもない。雑談って大事です。
あまりの居心地良さについ長居をしてしまいましたが、気持ちは弾んでいました。
向こうのお山には美しいアーベントロート(夕焼け)が。
ここならでは絶景です✨
帰りの車で、妄想…いや、構想(笑)を話すと相方さんも「好きにやりなよ」と賛成してくれました。
遅くなりついでに、帰りの温泉に立ち寄ると…
あ、貸し切り!
久々の温泉で、収獲大の日曜日を締めくくり🎵
夜道はイノシシに遭遇することがないよう、祈りつつの帰路でした(・_・;