秋のプチ旅

秋はイベントが満載です。
FacebookやDMで魅力的なお誘いがたくさんきますが、中でも、極めつけはこれ!


こばやしゆう展in鹿児島。
そこにピアニスト重松壮一郎氏の演奏がコラボされるっていうんだから、これは駆けつけないワケには行かんでしょう!
それに隣の市では、市をあげてアートカルチャーを開催してるので、これもとても気になるところ。
うちのイベントに来ていただくためにも、やっぱ充電は必要ですから…という大義名分も付いたところで(笑)、思い切って先週の土日(13、14日)に臨時休業を頂いて、友人の2人引き連れてアート行脚をすることになりました(相方は残念ながら出張中)。

まずは、お隣の竹田市から。

ここの市はモノづくり作家に補助金を出したりして支援していることで知られているけど、こうゆう試みは市内外の人を巻き込んで楽しめるからいいと思う。


(点在する会場の一つはパン屋さんの2Fに)



(タカギイツオさんの美しい器が並ぶ)



(奥様のぱたんこ屋さんの作品も一緒に)


町外れのカフェでも開催。


和紙と織りのコラボです。





午前中見学したあとに、いざ鹿児島に出発!

車で約4時間あまり。午後6時の回なので、少なくとも5時半までには着きたい。会場は姶良市加治木町。頼りは車のナビとiPhoneのナビのみ!
まったく地図を片手に下調べをする者ナシというのも、これでいいんかい?!

それにしても同級生3人のかしましおばちゃん、初の旅は出発から大盛り上がり。まるで遠足に行く子どものように前夜から眠れなかったと興奮するM、相変わらずの大荷物でおにぎりやおやつまで用意してくれたK子、そしてゆうさんとの再会にウキウキのわたし。
道中賑やかすぎて、おかげで加治木まであっと言う間だった。


加治木町から少し迷ったものの、小雨降る夕暮れの午後5時にはギャラリーDOMAに無事到着!


木造りの古家は、黒光りする「土間」の空間。ミニマムに整然と美しく作品とピアノが並べられていた。





会いたかったゆうさんは、机に座って誰かとお話し中。
そっと近寄ってMが後ろから目隠し、わたしとK子ががっちり腕を組んで驚かす。満面の笑顔で驚き、大喜びしてくれたゆうさん。


主催者もびっくり!
そりゃそうだろ、世界的作家のこばやしゆうをここまでイジってるんだから(笑)
そのあと、お客様そっちのけでゆうさん座り込んで、うちらとぺちゃくちゃとおしゃべり。


(ゆうさん、リラックスしすぎですが…笑)


重松さんファミリーとの再会も佐世保からちょうど1年ぶり。お土産には相方のベーグル(出張前の忙しい中に焼いてくれた相方に感謝!)と焼酎好きな重松さんのためにも、天下無敵の焼酎を持参したらすごく喜んでくれた。


そして始まった演奏会。

外の雨音に重なり、重松さんの美しいピアノ音がDOMAの空間に響く。ゆうさんがその間、メッセージカードに絵を描き、並べていく(あとで参加者が好きなカードを選び、それにゆうさんが色と名前を付けてプレゼントしてくれる)。


そして、ピアノ音をバックにゆうさんのエッセイの朗読が重なる。




初秋の夕べの作品展と演奏会のコラボは、すべてがパーフェクト!

ほんとうにはるばる来てよかった。

終わったあと皆さんとお別れを惜しみ、その夜は霧島にある知人の別荘まで1時間かけて出掛ける。
山の中は寒くて暖房がいるほどだったけど、温泉付きだったので快適に過ごせた。もちろん別荘オーナーも交えて、秋の夜長の女子トーク付きで。


そして翌朝は、鹿児島市内へ。「風の家」でLIVEをしてくれたSくんとその妻Nちゃんに会うために、市内のネパールカレー屋さんで待ち合わせ。
ここでもナビが活躍…だけど、さすがに市内の路地は込み入って小さなカレー屋をやっと発見!
奄美大島の旅から戻ってきたばかりという2人との話しは尽きなく、ネパールカレーでランチ。


(自分も見たという奄美での踊りをMが再現中。どこでもどこまでも自分主役!)



(小さな店の手づくりカレー、美味しかった〜)


こうして、秋のプチ旅、珍道中の楽しい旅は終わった。


ゆうさん始め、いろんな人に会えて嬉しかったけど、道中言いたい放題、笑いこけながら旅できる気楽な友人がいることがいちばんありがたいね。

過去よりも未来よりも「いま このとき」に感謝です。


*ゆうさんのブログにも。

http://tchaw.exblog.jp/22390806/