先週の土曜日(23日)で「風の家」のサタデイナイトは終了しました。
初の試みにもかかわらず、夜にもかかわらず、田舎にもかかわらず、雨天にもかかわらず、ましてや坂の上にもかかわらず(笑)、遠くからもたくさんのお客様に来ていただいた。
ほんとうにありがとうございました。こころから感謝です。
最終日はラーナことオクノユキのLIVE。
彼女は、譜面を読めるわけでなく、きちんとした音楽を習っているわけではない。
感性だけで、その場の「気」を感じとり、即興で曲にし、それはそれは美しい歌声を奏でる。
今回は初のソロLIVE。
前の晩から泊まり込み、夜遅くまでリハを重ねていたユキちゃん。
少しキンチョー気味だったけど、温かいお客様に囲まれて、たちまち歌姫ラーナに変身。
深く、静かに、美しくラーナの初LIVEは好評のうちに終わり、真夏のサタデイナイトLIVEも同時に終了。
残念だったのは第一夜に予定していたAYAKOのLIVEが大型台風で流れたこと。彼女の心に響く歌も聴きたかったけど、これもいつかリベンジをしたいと思っている。
最近、特に思うのは、小さな田舎の家カフェ「風の家」は、「そこに在る」ことが大切なんだなと思う。
友人は言う。
「いつも行かれなくても風の家が在るということが気持ちの拠り所になるんよ」と。
こんな友人のためにも「風の家」が在り続けるためには、維持させることが、わたしたちの役目だ。
経済的な理由ももちろんだけど、人と人が交わり、コトやモノが動く「ツナギ場」を生かしていくためには、発信し続けたいと思う。
だけどそれは「ねばならない」と頭で企てたりウケや儲けを狙った発信ではなく、「これをしたい」というココロから湧き出る発信だ。
そうでないと「風の家」のイベントは成功しない。
幸いなことに、わたしにはあれもこれもしたいことが湧き出てしまう。
まるで、本の特集ページを組むことのようにそれは楽しくワクワクな作業だ。
正直、紙の上よりもおもしろいかも(笑)。
それに最近では、企画を立てたお客様が「風の家」を使わせてくれと申し込んでくれるので、ますますおもしろいコトが起きてくれる。
わたしたちには子どもがいないので、「風の家」が子どものようなモノかもしれない。
産んだ限り、少々金がかかろうが、手を焼こうが、時間がかかろうが…、
だけど決して執着はせずに、やがて手放す日が来るまでワクワク、ドキドキ、ハラハラしながら、相方とふたりで育ててゆきたいと思う。
それは、ほんとうにしあわせなことなのだから。
8月最後のイベントは、ちょっとスピリチュアルなトークショーです。
「意識の目覚めとフリーエネルギーのお話し」
詳細は「風の家」HPにて。http://casadeviento.web.fc2.com/
未知のお話し、聴きにいらっしゃいませんか?