プレオープン

2月は逃げ、3月は去る。
まさに!
うかうかしている間に、3月も今日で終わってしまうじゃないか!

ブログも、アプリの不調だったり、やることが多すぎてなかなか向えなかったり…(泣)

いったい2月はどこへ逃げ、3月はどこへ去ろうとしているのでしょう。

「風の家」始まって以来の大がかりのイベント「こばやしゆう」展は、ついにあと残すところ、5日となってしまいました。



その間、我が家はいろんなことが同時進行しておりました。

相方の相次ぐ出張、わたしの3月納品の仕事、止まっていた本に再開、工務店とのトラブル、設備機器の搬入、キャンセル…そして、フライヤーを配りの広報活動、作家さんとの打ち合わせなどなどが続き、店もまともに開けていられないような状況。

やらなければならないことが山積みで頭もウニになりそうなわたしのかたわらで、なにごともなく「春」は静かにやってきてたんですね。

雪で折れたにもかかわらず、健気にも老木の桜は満開に!


パンジーも健在!





そんな中、ついに静岡から送られてきた14箱!


一箱一箱開けながら、ワクドキの準備が始まる。


(友人が助っ人にきてくれた)



やっとここまで来たという実感!

だいたいのレイアウトは頭の中に入っているものの、多くの作品を見て呆然…





すべての雑貨や服を仕舞い、空間をすっかり展示場に替えなければならない。

動き出した頃に援軍が来てくれる。感謝のほかない。




これはここだろ? いや、これはこの方のいい、こうしたらどうだろう?

ああだ、こうだいいながらみんなで会場を作り上げてゆく。ほんとうに恵まれた、楽しい時間だった。

作品展の収穫と至福は、こういう「作り上げていく」作業にあると思う。

これだけで、もう半分は成功したようなものだ。
おかげで1週間前に準備が整った。






あとは細々したツメを行うだけなのだけど、せっかくの桜満開のとき、ここで急遽、3月最後の日曜日にプレオープンすることに!


Facebookで知らせただけなのに、驚くことに「風の家」の常連さんたちがドッと押し寄せてきたではないか!

道の駅のパン屋の友だち、
イベントプロデューサーのIさんは友人を連れて(プロに設営を褒めていただきました!)、
逢いたかったと思っていた、雑貨店を開くオーナー婦人が黒川から、
昨年のいま時期開催した、竹田市の織りの作家さんと、陶芸家のご主人、
オープン当時から来ていただき、いつも絵手紙や絵画を送ってくれるKさん、
ギターを片手に週末には必ずと言っていいほど遊びにきてくれるSさん、
隣りの村で農泊を営むMちゃん、
これもまた、常連の近くに住むラブラブご夫婦、
手伝いにきたときに「どうしても気になって」と、絵を購入しにきてくれたAさん、
そして、いつもチャリで大分から三重町まで遊びにきてくれるY子は、朝から設営やポップ書きや、キッチン仕事で大仕事をしてくれた。


(今回はわたしの車だったけどいつもはこの姿でチャリに乗って)



みなさん、ほんとうにありがとう、ありがとう!

まだ始まってもいないのに、プレだけで感謝の気持ちでいっぱいになって、ほんとうにしあわせだった。

特に仕事のかたわら、パン焼きやら、設営やら、従姉妹の引越し手伝いやらをしながら、昨夜遅くまで薪ストーブの移転作業のまでこなしていた相方さんには、ことのほか「お疲れ様」と「ありがとう」をいいたい。


(この方、イベント終了後の7日にはまた上海に飛ぶんですけど)



これからが本番。
当日、なにがおこって、なにがおこらないのか、まったくわかりません!

リスクを最小限にしようと思案してくれる相方と、ぶっつけ本番で天任せにするわたし。
何度もぶつかりつつも、両方がいないと成り立たないうちらはいいコンビなのかもしれません。

いままでの実績と、天と家と人の助けを借りながら、なんとかやりきろうと思います。

みなさまのお越しを心からお待ちしております。