初入院!

わたくし、ただいま入院中!なのだ。


驚くべきことである!
なんせわたしも兄も、子どもの頃から、それはそれは病院と注射が怖い子どもだった。

わたしなんか小学生の頃、予防注射で針を刺している間、待てなくてじぶんから抜いてしまったり、高校生の頃は注射の時間は隠れていたほどだった。

だから極力、病院は避けて生きたい。
そんなわたしが自ら率先して、大腸検査を受けたのだというから驚く。ついでに胃カメラも!

何がわたしに起こったか?
これはもう「天」からのサインというしかない。
それはつい2週間ほど前のこと。
雑事をしつつTVを流していたとき、Dr.の大腸ガンの説明に目が止まった。
体験者が早期発見で助かったこと、検査は40を過ぎたら早めに検査を受けること。親が大腸ガンの場合は要注意なことなどなど…。
これを見た瞬間、なぜかピピッと心に来た。胸騒ぎとでもいうのかしら?
そのあとには、躊躇することなく病院に電話をして検査の予約をしていた。
かつて何度もあるけど、この直観的行動はかなり信頼していい(まあ、大半はこれを指針にして生きて来たんだけど)。
きっと天からのサインだ。
そう思うと不思議なことに、あれだけ受けたくないと思っていた大腸検査がまったく怖くもおっくうでもなかった。
検査に向けての2リットルの下剤入り水もなんのその(ほぼアクエリアス味)。
朝、6時から起きて何度も飲み、しっかりデトックスして胃も腸もスッカラカッンにして1人で病院に乗り込みましたよ。
検査の説明をDVDでザッと見せられ、


医療衣に着替える。


写真に載せられないのが残念だけどパンツは紙のトランクスでオケツのところが縦にカットされてる(笑)


その後、先生から丁寧な説明を受けてイザ手術台に。

あとは麻酔してたので、まったく気づかず。
名前を呼ばれて起こされたときには、胃カメラ、腸カメラすべて終わったらしい。
車椅子に乗せられ、もうろうとした中で聞こえて来たのは「ポリープ」「入院」という言葉。あと「有料の個室と無料の4人部屋」という言葉。これにはしっかり「無料部屋!」と答えていたよ。
気付いたらその無料部屋のベッドに寝かされ、点滴をされていた。




(病院が用意した歯ブラシとコップ)


何がなにやらわからないまま、看護師さんに携帯を取って来てもらい、相方に一応メールした。
相方さん、会議終わった後で早退して病院に駆け付けるとのこと。
実はこの時点では8ミリのポリープが1こあったので切除したが、出血しないように一晩大事を取るための入院というのが、わかっていたけど、せっかく早退してくれるんだからと、来た時には重病人のふりして息もたえだえに「あとはよろしく…葬式は密葬で…」と、か細い声で言ってみた。
けど、さすがに慣れたもんで、わたしのパフォーマンスには取り合いもせず、「へえ〜、女性外来だけあってきれいでいいとこだね」とか呑気に言ってのけてる。
おまけに会議で疲れたとかで、わたしのベッドでイビキかいて昼寝しやがった。


あとで2人でDr.(感じのいい女医さん)の説明を聞いたら、他は異常なくきれいでしたけど、ポリープは取って出血しないようホッチキス(!)で止めたそう。なので安静のための入院だそう。細胞は検査しますが悪性ではないでしょうとのこと。
とにかく1こでもポリープが出来てたことは確かなので、ほんとうに早めに来て良かった、良かった!
気づかせてくれた天に感謝です!
おまけに今日遊びに来ることになってたのが保険屋の友だち(笑)。急いで書類作ってくれました。
もはや偶然なんて超えている。

この恵まれた幸運とサインに感謝して、もっと食事のこと定期検診をきちんと受けようと思った。

ではでは今夜は初の入院ライフを体験しまーす。


(五分がゆだけど腹減ってたせいか美味しかった〜)