アフガニスタン&たまごたち

手作り作家のイベントが始まったというのに、連日の暑さのせいかお客様がサッパリ…。
4日(土)と5日(日)には、アフガン料理フェアとアカペラグループ「おとたまご」のライブがひかえているというのに、この調子で大丈夫かな〜とわたしにしてはめずらしく弱気ムード。
しかも、第一日曜日は定休日になっているので、それを知ってる人は絶対にこないやろうな…と。
それで知ってる人には動員してもらい、HPやFacebookで宣伝したり、打てる手はぜんぶ打ったかなー。

あとは天に任せるだけ。

そんな中、日曜日は地区の草刈りがあるらしい。
わたしらは住民票もないけど、やっぱ週末だけでも地域に仲間入りさせてもらっているから、こんな時だけシランプリはできんです。
で、2人で参加することにした。
集合は朝7時前というのに…まあ、田舎んヒトたちというか、年配者というか(すでに平均年齢は60歳以上)の早いこと!
6時半にすでに働いてるし…。うちらもがんばって働きましたよ。



ちょいと参加して真似ごとすればいいとか甘く考えてたけど、なんのなんの、地区のみなさんの真剣で真面目なこと!
テキトーにやってる人なんか1人もいないし、リーダーもいないし、女性も男性もみんな率先して、自ら動いて気付いた所をもくもく草取り作業。
鈍臭いわたしは足でまといだったかもしれないけど、草刈り機で奮闘した相方は喜ばれていた。 なんにしてもみなさん優しいし、明るい。
これもいい付き合いをしてくれた両親のおかげです。田舎に住むってことは、自然だけでなく、ご近所さんとの付き合いを大切にすることだよなーとあらためて感じた。
「向こう三軒両隣」という日本の共同体のいいところに触れた気がした。
隣保班長がくれたジュースをみんなで飲んでいる時、前夜相方がつくってくれたドリンク無料券をみなさんに差し上げた。


そんなきれいになった日曜日の朝。

兄も奮闘してていねいに刈ってくれた庭と玄関に、きれいな花を植えてくれて、朝、無事に帰京。




C子のアフガン料理も絶品中のでき!



「今日はお客さん来るぞー!」
なんとなくそんな気分でキアイを入れたら…
まあ、来るわ来るわ!

アフガン料理目当ての人、アカペラを聞きに来た人、友だちから誘われて来た人、何も知らずフラリと来た人…

頼む料理はみなさん、アフガンセット。
アカペラの時まで居てくれて、カフェは大にぎわい。



結局、今まで最高の人だかりに。
その分、キッチンは戦場!
コップが足りん!氷ができてない!注文は何だった? お釣りが足りんー!
など、おおわらわ。
入り口のピンポーンが音るたびにドキッとして、またー?とうれしい悲鳴が上がるほど。
じっさい、この賑わいで部屋に入れず玄関先でチラ見して帰られた方もいるほど(ごめんなさい!)

ふだんのゆるやかな「風の家」とは違う風景だったけど、みなさん、すごく喜こんでくれたので良かった、良かった。


朝の草刈りから、夕方までのたくさんのお客様への対応とおもてなし。
めちゃくちゃ疲れているはずなのに、気分がいいせいか、とっても心地いい疲れだった。

みなさま、ありがとうございました!