風の家の使い方

週末営業でオープンして2ケ月が過ぎようとしていた頃、思わぬ申し入れがあった。
「誕生会をしたいので貸切ができないか」と。
申し入れて来たのは相方の従姉妹とそのともだち。5人で誕生会をしたいのだけど、この町には気兼ねなく騒いで、飲んで食べれるところがないという。
それで少々騒いでもかまわない山の上の「かぜのいえ」を従姉妹が紹介したのだ。

当初、憩いの場として、遊びの場として、集いの場として、ギャラリーとして、パブリックな「場」として使ってほしい。という願いをひそかに持っていた。
だから、こうゆう申し出は大歓迎だったわたしらは、定休日の第一日曜日を公開。

その日は、朝からおおわらわ。
予算内でメニューを決め、アラサーの「オンオナコ」たちを喜ばせ、楽しませようと、セッティングから料理までを相方のヘルプを受けて、ほぼひとりでやった。



(ピンクを貴重にセッティング)



(風の家のロゴ入り箸入れも)



料理は前菜にバーニャカウダ、カボチャと豆乳の冷製スープ、ワンプレートに、ピザ。



(ワンプレートはパエリア、塩豚、トマトとマッシュポテトのサラダ)




(5人分を一気に盛り付け)



オンナコたちは、大はしゃぎ!



帰りにはベーグルパンのお土産もあり、みんな大喜びしてくれた。

今回ははじめての試みと、従姉妹のEちゃんの紹介ということもあっての特別サービスだったけど、今後はキチンと価格提示して、パーティーや貸し切りも受け入れたいと思う。

7日(土)には、我が「風の音舎」からのはじめの本が発行。
その打ち上げも兼ねて、著者からまた予約が入っている。

わたしが望んだ「みんなの家」は、こうやっって、お客様の方からの提案で理想の家として育ってくれている。




(マンションに帰って2人で深夜の打ち上げ)