2週間のご無沙汰で帰国したはいいけど、前夜のメールで
「熱が38度ある。どうもインフルエンザみたい…」と。
あーあ、やっぱり。
仕事だけでもハードなのに、空気の悪いスモッグだらけの都市で、雑貨屋巡りや(ま、これはわたしの使いなんだけど)、お客さんの接待やら、深夜の屋台飲食やらで、身体の内外が疲れていることは、まちがいないと思っていた。
「帰れるの?」と聞くと、「ハッてでも帰る!」と。
確かに、ハッて帰ったのだろう。
駅に迎えに行くとすでに39度近くの高熱で、ぜえぜえと今にも倒れそうな姿で立っていた。
そのまま、救急病院へ運ぶ。
待合室で待っている間、すでに意識ないし…
この時点でわたしも移るのを覚悟したけど、診察結果はインフルエンザでないという。
どうも疲れがたまった身体に中国の雑菌をもらったらしい…
病院の薬が効いたのか、安心したのか、マンションに帰ってベッドに倒れこむなり、ガンガンと寝入ってしまった。
どうもよく眠れていないのだという。
寝つきはいいけど、眠りは浅いようだ。
わたしは火事があろうが、地震がおころうがゴンゴン寝ているが、ヤツはほんのちょっとの物音で起きてしまう。
慣れない異国での仕事で、じぶんでは気づかない精神的な緊張感でいっぱいいっぱいだったのだろうな。
それでこの際、身体のしんに詰まった疲れを取り除くデトックスも兼ねて、アロママッサージのサロンを開いている友人のところで、治療をしてもらうことにした。
病気じゃないけど、蓄積した疲労には医者よりも、身体をリセットして自然治癒力をうながす、こんなアロママッサージが一番だと思う。
友人は、大分でも腕がいいことで知られているアロマテラピストだ。
古屋を活かして、手づくりのサロンを営んでいる。
インテリアも雰囲気があってイイ感じ。
アロマの香り漂う中で、リラックスして、じかんをかけてゆっくりと身体を整えてもらう。
とりあえず、風邪と疲れを体内から飛ばしながら…
70分の施術後、
「気持ちよかった〜」とスッキリした顔の相方。
時には、こんなメンテナンスも必要だ。
参謀として、大黒柱と相方さんには、まだまだがんばっていただかなくてはなりませんから、ね〜♪