晩秋のお客様

2週間ぶりの「風の家」はすっかり秋の気配。
柿もカラスから食いつぶされず、よく熟れて残ってくれていた。

         

         
         


草も蚊もさすがに勢いを増してくれたよう。
秋晴れというより、ほとんど夏日と変わらない日曜日。
この日、「風の家」に訪れたお客様たちは、偶然にも「家」を作る人々だった。
最初に訪れたのは、Iさんからの紹介で知り合った工務店の方。
家のちょこっとしたリフォームの相談を気軽に聞いてくれるというので、見てもらった。

         


その後にみえたのは、この日遊びに来ることになっていた久住のAさんご夫妻と、Oさん父娘。
Aさんはセルフビルダーで1人で家を作った人で、Oさんは家どころか自然エネルギーまで自前で備え付けた人。
工務店のKさんを紹介すると、たちまち大昔の我が家の設計図を見ながらの家談義が始まった。

         


「この年代の家でちゃんと設計図を描いているのはめずらしい」
「作りがしっかりしている」
「いい木を使っている」
などなど、およそ素人ではわからないような話をうちのキッチンやリビングなどを見て雑談。

盛り上がったところでお昼は庭で恒例のピザ窯パーティ。

         


Aさんの奥様が持ってきてくれた、ぶどうパンやポークビーンズ、相方の塩豚に、わたしのスープとサラダ、韓国人のOさんのお母さんの手作りコチュジャンなどと一緒に手作りのランチパーティとなった。

         
         

         

         

         
もちろん、このプリンセスAと、プリンスKを忘れちゃならない。

         

この子たちがいたおかげで賑やかになった。

それにしても、天井裏を上ってくれたKさんから指摘されたのは、
「瓦から光が入っていますよ。もう老朽化しているので、葺き替えないといけなくなるでしょうね」
ガーン!! どこにそんなお金があるというのでしょう。
1箇所当たれば、次から次へと出てくるのよねー。
とうぶん、屋根にブルーシートを掛けるしかないかなー。
前途多難な「風の家」のようだけど、今日はおだやかな楽しい日曜日でした。