母の命日

亡くなった人を供養するいちばんの方法は、墓参りでも、お経でもないそうだ。
いちばんの供養は、その人を忘れないことだそうだ。
その人の思い出を語り、なつかしがり、笑いながら決して忘れないことだという。
今日一日、母のいろんなことを思いだしながら、母が大好きだった花を飾り、大好きなせんべいと夏みかんをささげ、母の好きな魚を夕飯にして、供養をした。

かあさん、きれいな花でしょう。
今年は早い梅雨入りだそうだけど、今日は晴れたよ。
かあさんがいつもいつもわたし以上に気にかけていたK雄さんは、元気で、家の草取りをやっているよ。
庭はかあさんが植えていた花や植物が今だにどこかで咲いて出るよ。
花が咲くたびにかあさんを思いだしているよ。
かわいい雑貨屋や、おいしいお店にいくたびに、おかんがいれば喜ぶだろうな、って思うよ。

父さんとは仲良くやっている?
ふたりのことはいつもいつも感謝して、決して忘れないから、ね。
元気でね。