明けました!

おめでとうございます!!
今年もつたないブログをよろしくお願いいたします。

あけてしまって早3日!

昨年の大晦日はドイツ人Tがうちに泊まってマンションでの年越し。
日本のお正月が初めてのTのために、カウントダウン近くの神社に出かけて初詣をした。
夜11時半に行くとすでに神社前は行列。

        
   
Tは「ワカイヒトガ オオイデスネ!」とびっくり。そりゃこの極寒の中、年寄りは外に出らんわな。
「ドイツデハ キョウカイニ ワカイヒトハ イキマセン」って、Tにとっては「神に参る」ということは、神社と教会が同じ質のものだと思っているらしいけど、ちょっと…いや、だいぶちがうなあ。
「日常だったら日本でもワカモノは神社になんか参りはしないよ。これは人が集うイベントだから。花火に集うようなものよ」って説明したけど、わかったかな〜?
その上、巫女さんは何をする人か聞かれての答えがまたムズカシかった。相方が「巫女を英訳するとシャーマンかな?」って、ちがうだろ。
わたしはバイトのおねえちゃんと言ったけど、ますます混乱しただろうな。それでもTは初めての日本の風景を喜んで珍しそうに写真を撮っていた。

       
      (彼女らはシャーマンではないと思います)

震えながら待つこと30分。
後ろの方でワカモノたちがカウントダウンを始める。「4、3、2、1…!!」同時に、境内と後ろの木々が美しくライトアップ!
湧き上がる歓声と、おめでとうの声。

       

う〜ん、神社もここまでやるようになったか…。
実はわたしは、このライトアップを事前に知らされていた。と、いうのも友人のダンナが、イベントや撮影の照明会社の仕事をしていて、今夜この神社にライトアップに行っているので、よかったら見に行ってといわれていたからだ。
午前0時ぴったりのタイミングで、光った美しい照明の中、神社を見事神々しく浮かび上がらせた腕はさすが!いい仕事してるなあ〜。


そんなこんなで明けた2011年正月元旦。

去年に引き続き、県北の友人Mの田舎まで、手料理のお節料理を受け取りにMともども迎えに行く。
今年は風雨のため高速が使えず、下の道をトコトコと走ったはいいが、途中U市の神宮詣客の渋滞につかまり、結局3時間近くかかって着いた。
Mさんちに着くと、まあ!去年にも増してすごいおせち料理の数々。一緒に行ったTはつきたてのおもちまでいただき、近所の神社にも参り、まさに日本の正しい正月を満喫。

        
        

その夜は毎年恒例の、お節料理メシ会。実家に縁が薄かったり、わたしみたいにもう実家がない者、実家が遠い者(ブラジルとか…)たちが集い、お正月の手料理も持ち寄って元旦を祝う会。
メインはもちろんM氏のお節。

        
        (すべて手作りお節は今時貴重です)
        
        
        
        (今年も集うメシ会ファミリー)


昨年イベントやメシ会やパーティを何度もやったけど、人を結ぶ軸となり、ツールとなったのは、やはり「料理」だった。
おいしいモノの磁力に吸い寄せられるように人が集ってくる。
おいしいモノのまわりには、みんなの笑い顔があって、「いい気」に満ちている。(映画「バベットの晩餐」のごとく)
「食うことは生きること」と言うように、食べることはまさに人生だと思う。


2011年。
今年もまた、食を軸として、人々が交わっていき、新しいことが始まることを祈って…。