終わるもんだな〜

終わらないものなんてないし、明けない夜はない。
どこかで終わりはあるって頭のどこかでわかってはいたものの、こうやって終わりが近づき、雲の合間から明るい光が差し込んでくるのを確認すると、いやあ、しみじみ「終わるもんんだな〜」と感慨にふけったりする。
昨日なんて、車の中でラジオから聞こえるワムの「ラストクリスマス」を聞いていたら、あ、クリスマスなんだ、って初めて、こころとからだでしっかり実感したから、どんだけ遠くに行っていたかがわかる。
いつも、ここ(現実)にいながら、いないような感覚だった。日常に身を置いていないというか…そんな感じ。
あの感覚はじぶんでも驚いたなあ。
んで、光が見えると早く明るいところへ行きたくて、馬力って出るもんなんだよねー。
1昨日なんか、この年でほぼ貫徹で原稿仕上げたもんなー。その上、そのまま朝に突入した後、朝8時半から極寒のT市まで取材に行ったんだもの。

 
(すっかり冬ソナ景色)    (枝にかかったツララよ、ツララ!)

しかも、朝メシ、昼メシ抜きで立て続けに4軒の湯治場取材をこなしたんだから、我ながらなんというタフさ。
途中、お腹空いて倒れそうになったので、カメラマンに「な、なにか食わして…」と、食べたゴボウ天うどんのおいしかったこと!
 
      
      (某温泉宿の天然ダシうどん 500円)

さすがに帰りの車の中では爆睡。カメラマン氏に起こされたとき、じぶんがどこにいるのかさえわからなかったくらい。
続いて寝る間もなく、そのままデザイン事務所に行き、一日早まった校正用原稿をもらい、打ち合わせを一件すまして、やっとうちに帰れた。
その夜は毎月恒例の一冊まるまるの校正だけど、わたしは記念誌の最後の校正をしなきゃならないので急遽、相方姪のEちゃんにヘルプを頼んだ。
彼女は、わたしと同じタイプだから(けっこうドジっ子(笑)、校正って向いてないんじゃないかと思ったけど、なんのなんの、とんでもない。
しっかりチェックして次から次へと間違いさがしをしてくれ、相方のリッパなサポートとなってくれてマジ助かった(考えてみれば彼女A型だったと、なっとく)。
そいで、今朝、デザイン事務所に午前中に校正を届けたあと、そうじせんたくをすませ、記念誌の残りの校正をしたあと、午後からスタッフと最後のツメを我が家で行った。
思えば、この記念誌が入ったのがきっかけで、半年の異常なほどの忙しさが始まった気がする。
そして、夕方やっとわたしの担当の部分の校正を終え、今年も終わりを迎えようとしている時期に、ついにわたしの手から離れた。
ばんざーい!!と叫びたいくらい!うれしかった。この記念誌には、本当に苦しんだもの。
夏のあっツーイ時期に、全貌も見えないうちに何がなんだかわからないまま、連日取材に行かされ、クライアントの丸投げ状態に、もう一人のライターさんと四苦八苦しながら、テーマ決めたり構成考えたりして…。
それでいざ書こうとしたら、あまりにもネタがないのに気付いて唖然。正直言ってその時ばかりは真っ青だった。専門的過ぎて、書けねえ、もうダメだ。どうしようって…。
でも、今日じっくり校正していたら、これ、だれが書いたん? すごっ!よく書けてるじゃん(笑)って。
いやあ、じぶんでじぶんに思わずお疲れさん!って言いたかったよ。
今夜は、相方の忘年会。
仕事から解放されたわたしのルンルン気分ったらありゃしない。相方を街まで送ったあと、スーパーで弁当とスナック買って、撮りためた海外ドラマを見ながらの自堕落三昧(笑)。
相方が午前2時半に帰ってきたときも、ソファに寝そべって、「あれ、早かったねー」と余裕。
さっきアロマバスにゆっくり浸かって(相方はすでに討ち死に)、今、こんなもん書いたりして、気付けばもう夜が明けそうじゃん。
なんかうれしくてうれしくてハイになってるのかな、寝るのももったいないような(あ、アホ?やっぱり)


あとの今年の予定はと言えば…
お仕事関係は
・住宅雑誌の最終校正
・来月のタウン誌の打ち合わせ
・温泉本の原稿書き
・旅情報誌の取材(20日)
・旅情報誌の原稿書き
で、すべて終わり。
え?ぜんぜん終わってねえじゃん、って?
いえいえ、だいじょうぶ。記念誌や住宅雑誌に比べれば、これなんぞ、けっこう楽勝系だから。
わたしの中では終わったようなもんでして。

あとのプライベートでは、
・23日、わがやのクリスマスパーティ
・25日、デザイン事務所の忘年会
・年賀状書き
くらいかなー。

今年の残り。ありがたく、最後まで楽しみますです。