フリマ報告 2

思えばン年前、「みんなの家」を作りたいと願った。
人が集い、人が行きかう風のような家。
「こんななーんもない田舎にだれも来んわー」と言っていた地元に暮らす友人が驚くほど、今や人が行き交っているじゃないか!!
最初は身内が。次は友人が。そのあたりで、「この家にこんな人たちが来るなんて!」とすごーく不思議な気がしたけど、1回目2回目のイベントをやるに従って、いまや知らない人たちがこの家に来たりしているなんて!
看板見てや紹介されてきた地元の人たち、
フリマごときに(?)1時間近く車を走らせてわざわざ来てくれた人たち。 
本当にうれしーーーーい驚きだ。



(一番に駆けつけてくれたKさん母娘)


(大好評菓子パン作者のMちゃん)


(H君は本を買ってくれました)


(な、なにやら、そぐわぬ集団が…笑)


(相方の古い友人ファミリーも)


(めがねのA君。毎回登場)


(相方弟と隣人C子とその友人もサンキュ)


(誰も信じないけど母娘なんだって)


(誰も信じないけど手前の赤Tの人はミラノから来たスタイリストなんだって!?)


(古い写真は本の間のインテリア)


(古い時計はサロンで現役大活躍)

最後におもしろい、うれしいエピソード一つ。
パツキンの青年が看板見てふらりと上がってきた。
「表の電子レンジ使えるんですか?」と。
「もちろん!」
「フライヤーも?」
「もちろん!」
「ぜんぶ、100えん?」
「もちろん!」
玄関先で、そんなやりとりの後に家に上がって物色。
一通り、眺めたあとで相方に「なんでこんなこと始めようと思ったんスか?」
「だれかの不要品はだれかに必要かもしれないと思って。本当は物々交換が、ぼくらのいちばん理想なんだけどね」と相方が答えたとたん、青年曰く。
「あの、ぼく、トマト農家に働きに行ってて今車にトマト摘んでいるんですけど、それで少し負けてもらえませんか?Tシャツを」
どうも、500円のブランドTシャツは彼には高かったらしい。
「もちろん、喜んで。交換しましょう」とわたしたち。
喜んだ青年、100円の電子レンジとフライヤーのほか、Tシャツ2枚も買ってうれしそうに帰って行った。
でも…ね、
今の野菜高騰時期、こんな立派なトマト、とてもワンコインじゃ買えない。トクしたのはわたしたちかもよ。

ありがとう、見知らぬ農業青年。

たくさんの人に、感謝です。