薪長者

最近の相方は、倒木や枯れ木を見るたびに、「あ、木!」と叫んだり、「ああ、薪によさそう」と思わず口走るようになった。
先日も田舎のパンカフェへのドライブ中に、木だ、薪だと連呼していたし…。
まるで、DAR・VIDAの木フェチのS先生のようだ。
取材で田舎に行くと、「あ、木が…」と物欲しげな顔してたものなー。
そのセンセイが連休のときにお土産に(笑)、相方に薪を持ってきてくれたのだけど、一年乾燥した木はやはり勢いがちがうらしい。
それでか最近の相方の週末仕事は、パン作りに加え、草刈から、木こりと忙しい。しっかりした薪を作りたいらしい。
そんな先週のこと。
街に帰る際、見かけたのが、我が家の道路をはさんだ前の家の庭づくりの光景だ。
実は何年も空き家だったのだが、その家の娘さんが仕事を引退したダンナさんと戻ってくるという。
それで、リッパな庭を掘り起こして、畑を作るらしい。
庭の業者さんたちが、庭木を切り倒しているのを見て、相方が車から悩ましそうに、「ああ、もったいない、あの木ほしい…」と。
いただけないか聞いてみれば?と言っても、う〜んと言うばかりで動かない。
代わりにわたしが車から出て、庭師さんにお願いしたところ、
「ああ、もらってくれるならありがたい。切ったら運んでおきますよ」と快く言ってくださった。
で、今週来たら、どーんとおいてた。


(モチの木がごろろん)

相方はほくほくで、朝から木こりさん。


(がんばって薪にしたそう)


(竹までもらって、あっという間に薪長者)

それにしても来るたびに、草もすさまじい勢いで茂っているけど、今年は花もすごい!
去年はここまで咲いてなかったよ。


(こでまりがこんなに!)


(毎年増えてるバラ科の花…名前知らん)


(母が大好きだった、白いクレマチスも開花)

まるで、もうすぐ1周期になる天国の母が咲かしてくれているみたいに…。