誕生日の一日

AM9:30 目覚めたら、なんと9時半!
はっぴーばーすでい!
○○歳の朝は、素晴らしい秋晴れ。窓を開けると耕運機の音。黄金の稲を刈っている風景が。



(美しい稲がみるみる間に刈られて)



(何やらの実がまっか)


(マユミの木もいつの間にか成長)


このところ仕事が忙しく、土曜日も出勤だった相方は朝寝坊するかと思いきや、6時半に起床したとかで。恒例のパンづくりに加えてなんと、栗の渋皮煮まで作ってるじゃないか。栗の皮剥いたのかよ?よくもまあ、そんなめんどうなことを…
苦労の甲斐あって、チョーうまだったけど。


(我が家の栗が…)
    

(渋皮煮に変わった!)


友人のパーティーはおもいっきり祝うけど、じぶんのとなると…だれも祝ってくれない(くすん…)。
ま、そうゆうもんさ。
けど、今年は相方さんが考えてくれたイベントがあるもんねー。
実はうちら夫婦はイベントが多いせいか、じぶんらのイベントは意外と盛り上がらない(盛り上がったのは最初の一年目くらい)。
だけど、最近いろいろと精神的にキツイこともあったんで、私はこの日を楽しく過ごしたかった。だもんで、「どうせ、だれも何もしてくれないから、せめてどっかふたりで食事に行きたいなあ〜、けど経済的に無理そうだよなあ〜」とか、わざとらしくぶちぶち言ってたら、相方が「いいよ、行こうか」とあっさり。
日ごろチマチマだけど、やるとなるとこの人は気前がいい。
以前、取材に行ったことのある海辺の隠れ家レストランに予約を入れてくれた。


PM1:00 そんなことなら、その前に美容院に行って来ようと、午後一に田舎を脱出して、行きつけの美容院へ。


(店前に置かれた美容院オーナーのバギー。これで出勤してるんだって!)


PM5:00 美容院から直にレストランへ向かって出発。


(海辺の街に向かう夕暮れはきもちいい風景)


PM6:00 レストランに到着。レストランと言ってもここはふつうの住宅。予約のみのまさに隠れ家。客は私ら一組だけ。
実は、この隠れ家レストランに相方が興味を持ったのにはわけがある。
店主が石窯パンを焼くからだ。着くなり、興味しんしんで見学。


(これは石をくりぬいて作ったという正真正銘の石窯)


(この通り、こんがりパンが…)

久々に行ったレストランのオーナー夫妻の変わりなさには、驚いた。店のふんいきも、ご主人のおしゃべりも、奥様の感じのいい笑顔もそのまま…
みかん畑から海が一望に見える風景も変わらない。

そこに一つのサプライズ
なんと、相方が花束を用意していてくれたのだ。そ、そんな気の効いたことができる人だったっけ?
「いや、ご用意しましょうかって言われたんで、じゃ、お願いしますって…」
ま、そんなところだろう。
何にしても、花をもらうのはうれしいもの。気持ちまで華やかになってくるから。


(見よ、このゴージャスな花束!)



(デザートもかわいい!!)



(ちょっと照れくさいけど…なぜ5本?)

楽しいおしゃべりと、ピアノ奏者の奥様の歌声で、とても贅沢なふたり誕生日パーティになり、相方にもオーナー夫婦にも感謝のひととき。

家に帰ってパソコンを開いたら、ベルリンのTくんからバースティメールが届いていて感激!

生まれてきたこと、この歳まで生きていて、幸せに暮らせていること。今、わたしの前で起こっているすべてのことが、人生のギフトだと思う。
この今に、あらためて、ただただ感謝!