ついにスィートに

《甘いものは甘くない》


相方同期の新年会が今日我が家で開催された。会費は500円。
外はこの冬、初の大寒波。さすがに外では食べられず、9人全員が茶の間に集っての会食会だった。定番のメニューに加えて、この日のために相方がトライしたのは、なんとシュークリーム!
「次はデザートを作るぞ!」と豪語はしていたものの、まさか…と思っていた。
けど、やり遂げましたよ相方は。ええ、昨夜、真夜中の2時まで研究に研究を重ねて…
なんでシュークリームだったのかというと、以前にカスタードを作った経験があったからのよう。それに、デコラティブされていないシュークリームはなにやら簡単そうに見えるし。
これもカンペキに作り上げ、ついにパティシエの域まで到達か? と思いきや…そう甘くはなかったらしい。
ローマは一日にしてならず。スィートは一夜にして習得できず。
失敗に失敗を重ねてできたのは…
カスタードも、皮も、香りも確かにカンペキなシュークリームだ。
だけど、いかんせん見た目が違う。ほわっとやわらかく、丸く皮がふくらんでこそのシュークルームなのだが、肝心の皮がペシャンこ。いくらトライしてもふくらんでくれないらしい。
仕方なく、わずかなふくらみから、無理やり押し込んだのが、このできあがり。

  

後で知ったことだが、実はシュークリームはスィートの中でもかなり難度の高い分野らしい。
特にシューのふくらみが…
言われてみればスポンジケーキ焼いて生クリーム重ねる方が簡単っちゃ簡単だったかもね〜。
けど、シュークリームのお味はサイコー!かたちも手作り感があっていい!とみんなには大好評でした。
お次のトライは…?
今回、いろいろ神経を使ったこともあって、心身共にお疲れの相方さん(実は私も…)は、「もう、やらねー」。
当分、「風の食卓」は休業のようす。
桜さく春頃に再開かな?