ついに畑が…


完成!

  

まさかこの私が畑を作ろうとは夢にも思わなかった。と、言っても私はいつものように企画と提案だけ。
「この物干し竿を取り除いて、堆肥にする草の束をどこかに移動して、階段下からアール状にレンガを並べてみたらどうかな?」と、言っただけで、汗だくで体を張って実行したのは相方とハハのふたり。相方は根深く残っていたヤツデの根を掘り起こし、ハハは草の束を移動し、ゴロゴロとあった石ころを退けて地面をならす作業に奮闘。私の役目は「素晴らしい!見事だ!よくやった!」と賞賛を与え係り(笑)。
おかげで、きれいな畑が完成した。
次はすっかり、広く、ますます見通しがよくなった通りにテラコッタを敷こう!畑にはパセリやハーブを植えよう!と、また、口だけの提案を始めている。もっと言えば、上の祠の横に立っている木(私が気に入ってるのでこれだけは残してもらった)の回りにターシャの庭にあったようなベンチを作ってくれと相方に頼んでいる。
秋までにはきっと完成するだろう(…と、プレッシャーを思いっきりかける!)。とは言え、今はチチからもらったチェインソーで(20m延長コードを購入して山まで引っ張って!)枝切りや切った木の始末に追われている。冬支度にいそしむS氏への薪づくりは着々と行われているようだ(この日も朝からイスと交換に薪取りに)。
それにしても毎週末、切っても切っても切れきれない木と、取っても取っても生えてくる草と、掃わいても掃わいても散ってくる落ち葉との戦いのよう。だけど、みんな戦わずに、自然生活のオプションのような気分で楽しんでいる。共生などというほど大げさなものではなく、すぐ側にあたりまえのようにある自然との生活にだんだん慣れて来たようだ。
お墓も山の神様もきれいに掃除をすませ、後はお盆を迎えるばかり。
できたてほやほやの畑には、さて、何を植えようかね〜と企画係りは思案中。