二住生活のバランス

 
            (見事な夏の日の出!)
週末の土日は、またまた午前6時前に起床。
なぜかって、相方の両親と犬4匹が早々にご訪問してくれたから。おかげでこの美しい朝焼けを拝むことができたわけ。
この二“住”生活の週末田舎ライフと、週末の家づくりプロジェクト(笑)は、相方と私の気分転換のはずだったんだけど、次第に私の友人から相方の家族をも巻き込んで、なんだかけっこう大人の遊びイベントとなり、それぞれの楽しみにもなっているようだ。
それにしても、なんだかんだ言って、このファミリーは大陸的というか、遊ぶことに関しちゃノリがいい。今回は、両親も犬もお泊りだったので、朝から晩まで、よう働くこと。賑やかなことったら!父の持って来た電動チェインソーやら、ノコやらで(相方の道具好きは父親ゆずりらしい)、山の祠周辺の木の枝を伐採したり、草を刈ったりして、どんどんと山は光が差し込み広場と化している。
  
 (相方、木の枝落としにハハと奮闘!) (古墳前がちょっとした広場に!)
その間、私は台所に立ちっぱなしで、朝めしから、おやつ、昼飯、夜飯…と、飯炊き女の「おしん」状態と化していた。いつから、こんな家事オンナになったのだろう?と自分でも不思議でしょうがない(私の昔の友人は絶対信じないやろうな…)が、嫌いじゃないし、むしろ毎回メニューを考えるのをけっこう楽しんでいる。
  
   (昼飯のヤキソバ)             (夜飯のカレー)

だけど、さすがに息が切れてきた。
毎週、毎週の週末、田舎の家で立ち働いていては、スローライフがスローになっていない。相方も疲れが出ているみたいだ。珍しさが先立って、少々焦って、飛ばし過ぎ、はしゃぎ過ぎたのかもしれない。
もっと、落ち着いて静かに、自然の中の住まいと街中の住まいの二住生活を楽しみたい。
週末の夜に、相方が電気を消して、闇の中で虫やカエルの声に耳を傾けていたら、とてもいい気持ちだったと言っていたけど、そんな時間をもっと増やしたいと思う。マンションはマンションでの楽しみ方というのがあるだろうしね。そういや、ここんとも友達呼んでホームパーティとかしてないよなあ、映画はちょこちょこ行くけど、芝居や音楽聴いたり、美術館とかも行ってないしなあ…
二住生活はどっちに偏らず、どちらも必要という、バランスが大切だと思う。新しい服が少しずつ自分の身体に馴染んでくるように、二住生活も特別なことではなく、自然に着慣れた生活になってくれるといいなあ…。