お楽しみをいっぱい

毎週月曜日になると、ここにこれ入れて、ここでこれやって…とか、毎日毎日時間に追われているような気がするけど、その中にお楽しみを少し入れ込むと、日々がなんか輝いてくる。
たとえば、気の知れた友人と映画とか、新しく買った本を読むとか、食後の後のDVDとか、少しばかりの部屋替えとか…そんな、本当にささいなこと。
人生には大きな目的とか夢とか大事だけど、こんな小さな“お楽しみ”を持つ方が前に進むのにも足取りが軽くなってくると思う。でも、これって、典型的女性的?な考えかも。オトコはこうゆうのへた。せいぜい、休日のパチンコかゴルフ、会社引けた後に飲むお酒とか?
ちなみにうちの相方さんは、ご飯食べた後、ぐた〜っ、だら〜っとなって取りためたアニメ番組を見ながら放電するのが好きなよう。それにアイスとかチョコとか、そういう甘い“お楽しみ”が付いていると、さらにごきげんらしい。ま、酒飲んでグチ言うおっさん会社員よりずっと健全な、お楽しみだと思うけどね。
そこに、私らは週末さらに新たな“お楽しみ”を加えた。
それは、週末だけのスポーツクラブ行き。秋に向けて二人とも下腹がかなりヤバくなっている。せっかく目の前にスポーツクラブがあるんだから、試しに入ってみようと週末会員になった。金かければ少しは運動もするだろうという安直な発想からだけど、これがなかなかいい。
何がいいって、好きな時間に好きなことをやってられるのが、私ら向きだ。運動というよりテーマパークで遊んでいる感じかな。自転車こぎや、ウォーキングや、ボートこぎや、そういうっぽいので筋肉を鍛えたり、時にはエアロもやったり。その後はプールで歩き、最後は天然温泉とマッサージで閉める。これが二人とも気に入って土日を楽しみにしている。
まあ、ダイエットにはほど遠いけど、何にもせずゴロついていた頃より、いつか気づけば筋肉も付いているかもしれないものね。遊びながらならもっといいし。
そういや、私の周りの友人たちも集まって話すことと言えばつまるところ、近い未来も遠い未来も含めて、“何して遊ぶ?”がテーマな気がする。
“遊び”やお楽しみをたくさん知っていると、つまんないことも楽しく変換できて、これは生きていく知恵になる。ないものに不満言ったり、ぐちったりしているより、お楽しみを探して遊んだ方がこの先ずっとおもしろいし、こんな“遊び”をしている人ほどいい年の取り方をしているようだ。
その究極の人、俊子さん88歳!!
絵本描いたので原画展するから遊びにおいでと誘いがあった。
この大先輩から見れば、私なんてまだまだ、ヒヨっこのピヨピヨ遊びですわ…。