黄金週間のち晴れ

Teresa2007-05-07

やっとブログに向かえたよ。

「三月のホームページも書かないうちに、もう四月の半分が過ぎてしまった。私の悪い癖で、いや、物書きとしては当然の習性だろうが、面白かったことや感動した経験は、しっかり書き残したいと思うものだから、それなりの気合を入れられるだけの時間的、精神的余裕がほしいのだが、なかなかそうはいかないまま、あれよあれよと日が過ぎて、その間に更に書きたいことが積み上げられ、手をつけるのがいよいよ億劫になってしまうのだ。」

私の憧れの桐嶋洋子大先生の文章を拝借して申し訳ないけど(それに大センセーと市井のライターでは、もちろん、忙しさの量も質も大違いだろうけど)、状況も気分もまさにこれよ、この通り!
で、この黄金週間、何をしていたかというと、ザッとこの通り。

前半(4/28〜30日)
計画では相方は某所に出す論書きで、私は暗礁に乗り上げている原稿の山くずし。後はまったりのんびりの休日…のはずだった。
だけど、実際にやったのは、なんとエネルギーのいる部屋替え!
しかも仕事部屋とベッドルーム!自慢じゃないけど、この入れ替え、仕事部屋兼ベッドルームと書庫、仕事部屋兼書斎とベッドルーム、とこの数ヶ月の間に2度も行って、今回は3回目だ。今回は書庫兼ベッドルームと仕事部屋兼引きこもり部屋にした。
もちろん提案するのは気が変わりやすい私。「いい考えだね」とテキトーに返事したばっかりに重いベッドのバラシと組み立て、移動などの重労働を課せられた相方は、さらにネットの環境まで整えなければならなくなり、すべての大仕事が終わったあと、バタリと果て、翌朝までリビングで死んでいた。
で、できあがったのが写真の部屋。
クーラーのある明るい部屋で、本読んだり、シェスタしたり、お茶飲んだりするのさ〜♪ 気が変わるまで〜♪(もう2度と部屋替えはせんぞ!と相方は宣言してたけど…)

後半(5/3〜6日)
3日
相方が出勤。午前中で仕事済ませて午後から帰ってくるよ!と軽〜く言って出て行ったら、大トラブルが起こり、連休が丸つぶれになるところだったとか!あやうく難を逃れて夜中に帰宅。ここまでの馬力が出せたのは、翌日の家族旅行があるため。
4日
遠方にある相方の温泉付き別荘をもう売りに出すことになったので、最後とばかり、我が家の両親と兄と、相方の両親揃って一泊旅行に出かけることに。晴れ女(わたし)の威力が弱まっているのか、強力な雨女もしくは雨男がいたのか、無情にも朝から雨。だけど、そのおかげで道路もそんなに渋滞することもなく、どうにか辿り着けた。
この両家、世代が違うからか、同じ郷土だからか、とてもいい関係を保っている。3家族、和気藹々と宴を囲んだ。今回、母も人工肛門になって温泉に入れなかったけれど内風呂だったので2年ぶりに私と一緒に入れて喜んでいた。
私もそうだが、相方は特に、こうゆうアットホームな…と言うか、家族にしろ友人にしろ、みんなが笑顔でいる平和な雰囲気を喜び、大切にしている。
最近、気づいたけど私ら夫婦の一番大事なことって、どうもそういうことがらしいのだ。
合言葉は“平和と友好”。もちろん基本は自分が無理せずってことだけど、ときどきそのボーダーに気づかず、無理してまで喜ばそうとしているところがあるから要注意だ、私も相方も。
5日
別荘からの帰り道、うちの家族と別れ、デザイナーS氏の森のギャラリーに寄り道。ここは今、70年代、80年代のS氏秘蔵の雑誌を「雑誌展」として公開中。こんな自由な気軽なことができるのも、この個人ギャラリーのいいところだ。ギャラリーは行く度にイイ具合に変化し、風景と同化し、S氏同様、ますますいい味と色を出していると思う。惜しむかなアートとは無縁の両親(最後までS氏が何者でここが何の場所か把握できてなかったと思う…笑)との立ち寄りだったので、ゆっくりできなかったのが残念。
6日
最後の日曜日こそ、仕事!と思っていたのだが、なぜか衣替えや片付けとかしてしまい、夜は連休のフィナーレを飾ろう!と、ホテルでディナー…ではなく、レンタルDVD(スパイク・リーの「インサイド」)を見ていつも通りに〆くくった。
7日
大雨の黄金週間が終わった翌朝は、輝くばかり美しい晴天でやんの。