今年最後の…

2006年最後のブログ。
…って、感慨があんまりないなあ〜
しかも、もうベッドに入っているし…。年越しする前に寝ているなんて、ガキの頃以来じゃないかな?
去年の今頃は、風邪引いちまって、年越しソバ食べたりしていたし。
一昨年なんか、神社に結婚式挙げに行ったりしていたし。
なのに、今年の暮れはなぜそんなにも早寝かと言うと31日の午後から義父と義母が泊りに来ているから。
私の提案で来てもらった。昨日から義父はサシミを作ったり、数の子買って来たりと大張り切り!
昨日は相方が大奮闘して、私が年賀状を書いているとき、ヤルときはヤルのB型らしく、家の中を徹底的に掃除して、ワックスまでかけてくれた。
今朝は私が大奮闘!両親が寝る布団を干し、洗濯をし、昨日買って来た花をベランダに植え、今夜の鍋の用意をし、おせち料理らしいものを作って…
朝、残りの年賀状を出しに行くついでに相方と近くの神社に年末のお礼を言いに出かけた。ここは私達が結婚した神社。
「今年もお世話になりました」と手を合わせた。その後、神社の境内を散歩し、森を歩いていると、どこからともなく森の中に静かに響いてきた美しい曲。
“コンドルパーサー(コンドルが飛んで行く)”
大好きな曲に引かれ、音をたどって行くと、初老のおじさんが一人でオカリナを吹いていた。邪魔にならないように相方とふたりでしばし聴きいる。
大晦日の喧騒から掛け離れた澄んだ音が森を満たしていく。この思わぬ贈り物の音色に、ふたりで拍手したら、おじさんは少し照れたように笑った。
そんな午前中を過ごした午後3時。両親を迎えた。
相方は義父とすぐそばにある温泉へ行き、その間、私が義母と一緒に家で留守番し、仕度をした。
心を病んでいる義母は少しずつだが回復に向かっている。まだ、波があるけど、私ももう自然体で付き合えるようになった。
義母と花の話をし、料理の話をし、正月の思い出などの話をしながら、年越しの準備を整えて行く。やがて温泉から帰った相方と義父を交えてテーブルを囲む。そこに到着した今夜のゲストは料理上手な隣人。
ミートローフにマッシュポテト、ブルーベリーマフィンを抱えてやって来た。あっという間にテーブルの上は料理の山。
チャンコ鍋を中心に、寿司、ブリの刺身、ミートローフ、数の子…
話に花が咲き、早寝の義父も今日ばかりは頑張って起きていた。
友人は今、帰国している中東の恋人からのメールに嬉しそう。向こうの両親の了解を得たという。結婚の書類を携えて来春1月に帰って来る。
友人とその恋人は、本当に本当に波乱万丈だったけど、トラブルがある度にぶつかり、心を開き、少しずつ少しずつ歩みより理解し合い、今ではもうお互いになくてはならない存在に育った。
傍らでずっと見守って、相談に乗って来ただけに、私も自分のことのように嬉しい。心から祝福したい。
今年はいろいろあった年だったのかな?あり過ぎてもう思い出せない。だけど、いい一年だったと言えることは確か。そう言えることに本当に感謝するしかない。
午前0時。
隣でイビキをかいている相方を無理やり起こして「おめでとう!」を言った。
「あ〜?おめで…ぐう〜」
いつ、いかなるときでもマイペースな相方がまったく羨ましい。
明日は朝早く起きてみんなで神社にお参りする。
いい年をありがとう、そして、きっと一年をありがとうと祈りたい。
とにもかくにも…地球上の皆さま、
2007年、A HAPPY NEW YEAR!